ミオシン速度改変による植物特異的細胞内交通機構と高次機能の解析
【研究分野】植物分子生物・生理学
【研究キーワード】
原形質流動 / 細胞内輸送 / ミオシン / 植物成長 / 植物ミオシン / 成長制御 / 植物生理学
【研究成果の概要】
原形質流動の主な駆動力として知られるシロイヌナズナミオシンXIに,速度の異なる他種ミオシンのモータードメインを融合することで,速度改変型キメラミオシンXIを開発した。高速・低速型ミオシンXIの発現により原形質流動が高速化・低速化し,植物が大型化・小型化した。植物サイズとミオシン速度のリニアな相関から,原形質流動速度が植物サイズを規定している支配因子の一つであることを世界ではじめて明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011-04-28 - 2015-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)