中山間地域における森林バイオマス資源の長期的な利用計画と二酸化炭素排出量削減効果
【研究分野】林学・森林工学
【研究キーワード】
森林バイオマス / 中山間地域 / 長期的な利用計画 / 二酸化炭素排出量削減効果 / 供給曲線 / 資源量 / 収穫・輸送・粉砕コスト / 地理情報システム / 森バイオマス
【研究成果の概要】
本研究は,森林の齢級構成と成長量に基づいた伐採計画を立案し,将来の生産量を推定することにより,森林バイオマスの長期的な利用計画手法を構築した。モデル地域を設定し,地域の森林資源の分布状況や地形傾斜,林道・一般道の配置を地理情報システム(GIS)を用いて整理することで,地域の実状を反映した検討を行った。また,収穫・輸送システムで稼動する機械の重量,燃料消費料等のデータをもとに,二酸化炭素排出量(CO2)の算出モデルを作成し,既存の化石資源を燃料とするプラントを森林バイオマスで代替した場合の,地域におけるCO2排出量の削減効果を算定する手法を構築した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】2,880千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 180千円)