唾液中のバイオマーカーを指標としたストレスー体内時計ー疾病の相互関係の解明
【研究分野】獣医学
【研究キーワード】
バイオマーカー / ストレス / サーカディアンリズム / 霊長類 / 動物種差
【研究成果の概要】
ストレスはバイオロジカルリズムを破綻させ、免疫力の低下や疾患リスクの増大を惹き起こす。本研究の目的は、唾液中のバイオマーカーの観点から、ストレスが生体リズムに与える影響を解析し、動物種の垣根を越えて使用できるストレスマーカーを見出すことである。マウスとサルを用いた検討から、ストレスは唾液中の免疫グロブリンAを低下させ、その日内リズムを破綻させる可能性が明らかとなった。唾液中の免疫グロブリンAは、生体リズムとストレス反応を同時にモニターできるバイオマーカーになり得るかも知れない。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
柴田 重信 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
松田 浩珍 | 東京農工大学 | 農学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)