ビフィズス菌-ヒト共生システムの理解を目指した系統的遺伝子破壊株の作製とその解析
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
微生物 / 腸内細菌 / ビフィズス菌 / 腸内フローラ / 遺伝子破壊 / 逆遺伝学 / ミルクオリゴ糖 / 共生細菌 / 遺伝子
【研究成果の概要】
我々が開発したビフィズス菌の遺伝子破壊法を用い、ビフィズス菌の腸内環境に対する適応戦略に関わる可能性のある遺伝子群の系統的遺伝子破壊コレクションの作成を行った。ビフィズス菌の二成分制御系のレスポンスレギュレーター(RR)遺伝子9つの破壊株を取得し、そのトランスクリプトーム解析を行った。結果、一つのRR遺伝子が70個以上の遺伝子の発現調節に関与していることがあきらかになった。これらは、酸素耐性、酸耐性、胆汁酸耐性、浸透圧に関与することが示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
片山 高嶺 | 京都大学 | 生命科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
福田 真嗣 | 慶応大学 | 政策・メディア研究科 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)