抗酸菌感染症の早期診断法ならびに予後診断法の開発
【研究分野】応用獣医学
【研究キーワード】
豚 / 抗酸菌 / 感染症 / 診断 / サイトカイン / mycobacterium / avium / hominissuis / 抗酸菌症 / Mycobacterium / マウス / Mycobacterium avium / 遺伝子解析 / 診断法
【研究成果の概要】
豚の抗酸菌症はMycobacterium avium subsp. hominissuis(Mah)によって内臓に結核類似病変を形成する感染性疾患である。公衆衛生上問題となるため、屠場で獣医師により摘発され、病変部は廃棄される。ただ、肉眼による診断のみに頼っているため新しい診断方法の開発が望まれる。我々はMah感染豚で産生される特異性の高いサイトカインを探索し、それらの定量により診断できないかと考えた。候補となったサイトカインは感染の時期や病変の程度により産生量に違いがみられた。感染豚におけるこれらサイトカインの誘導パターンの違いを利用した感染状態の診断法について我々は現在考案中である。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
芳賀 猛 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)