カウンターストレス装置としてのRNA顆粒による相反mRNA抑制の解析
【研究分野】応用分子細胞生物学
【研究キーワード】
植物 / mRNA制御 / 環境応答 / 高温ストレス / ストレス顆粒 / P-ボディー / RNA顆粒 / シロイヌナズナ / mRNa分解 / 翻訳抑制 / イネ / 野外環境 / 生体機能利用 / 環境対応 / 気候変動 / 環境調和型農林水産 / mRNA分解 / 脱キャップ酵素 / ストレス / バイオテクノロジー / プロセッシングボディー / RNAプロファイリング
【研究成果の概要】
植物が高温などのストレスを受けた際、細胞内に現れるRNA顆粒ーPボディーとストレス顆粒ーについて、ストレス耐性を付与する機能との関連を解析した。ストレス高温処理直後から、分単位で見られる非常に早い変化であった。DCP1 によるPボディーは平常時から存在し、DCP2がそこに集結、ストレス顆粒はそれとは独立に形成されるが、P-ボディーと離合集散する構造として観察された。ストレス耐性の際増加するmRNA、不安定化するmRNA種類はそれぞれ7-8,000種。Pボディーを構築するタンパク質や含まれるRNA種を解析した。mRNAプロファイルの変化に関連している顆粒としてP-ボディーを捉えることができた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
濱田 隆宏 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
佐藤 正直 | 北海道大学 | 大学院農学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
岡本 晃充 | 東京大学 | 先端科学技術研究センター | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)