味覚シグナルの発信・伝導・認知の分子論的統合解析
【研究分野】応用分子細胞生物学
【研究キーワード】
食品 / 味覚 / 脳・神経 / シグナル伝達 / 細胞・組織
【研究成果の概要】
味覚システムの統合的解析は、(1)塩味受容(type I)細胞の膜電位特性を構築する遺伝子AnoI, Kene3, Sec61a1を見い出した。(2)PLC-beta2-WGAメダカの解析から、苦味およびアミノ酸の受容味細胞から終脳にいたる味覚伝達路の全容を解明した。PKD1L3-WGAマウスの酸味受容細胞からNST味覚領域の可視化にも成功した。(3)マウス離乳期に大脳味覚野で発現するSNAP25, EGr-2, Krox-20マーカー遺伝子が離乳期に固形食を摂取させたマウスでは流動食摂取に比べ顕著な発現化が生じた。(4)味覚刺激と食物選択に相関性があることを示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
藍沢 広行 (藍澤 広行) | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
石丸 喜朗 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
岡田 晋治 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】50,830千円 (直接経費: 39,100千円、間接経費: 11,730千円)