イネの葉中デンプン過剰蓄積変異体を用いた光合成産物の転流・代謝機構の解明
【研究分野】作物学・雑草学
【研究キーワード】
イネ / 遺伝子 / デンプン / 転流 / 突然変異体
【研究成果の概要】
イネにおける光合成産物の転流・代謝機構を解明するために、葉身にデンプンを高いレベルで蓄積する5系統の突然変異系統を用いて、それらの原因遺伝子の単離と生理機能の解析を行った。その結果、1系統についてはデンプン分解酵素のひとつであるα-glucanwaterdikinaseをコードする遺伝子の機能欠損が原因であることがわかった。他の系統についても原因遺伝子の座乗染部位や生理形質が明らかになった。
【研究代表者】
廣瀬 竜郎 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター作物開発研究領域 主任研究員
(Kakenデータベース) 【研究分担者】 |
大杉 立 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
青木 直大 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)