脊椎動物由来味覚受容体タンパク質を基盤にした呈味物質センサーの創出
【研究分野】応用分子細胞生物学
【研究キーワード】
分子間相互作用 / 味覚 / 受容体 / 味物質 / センサー / 培養細胞 / 食品 / 遺伝子 / 生体分子
【研究成果の概要】
味物質の受容を行う味覚受容体を利用し、呈味物質に対して安定的な数値を提示する味センサーの作製を行った。最も嗜好される味である甘味を測定するために、ヒト甘味受容体を安定的に発現する培養細胞を作製した。甘味物質を投与した際に観察される細胞内カルシウム濃度変化を蛍光カルシウム指示薬の蛍光強度変化として測定することで、長期間安定的な数値を提示しうる甘味センサー細胞となりうることを示した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円)