芳香環二原子酸素添加酵素における電子伝達コンポーネント選択性の分子基盤の解明
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
芳香族化合物 / オキシゲナーゼ / 電子伝達 / タンパク質間相互作用 / 結晶構造 / 結合定数 / biodegradation / 細菌 / 芳香環水酸化オキシゲナーゼ / タンパク質問相互作用
【研究成果の概要】
カルバゾール二水酸化酵素の還元型フェレドキシン単体と、酸化型フェレドキシン:還元型酸化酵素複合体の結晶構造を解明した。それらの比較から、酸化酵素のR118,R210とフェレドキシンのE43,E55の各々の問の塩橋・水素結合の酸化酵素の還元に伴う切断が検出された。アラニン置換体を用いた解析の結果、二つのアミノ酸は協調して機能すること、疎水相互作用を駆動力とする結合が周囲の塩橋・水素結合により安定化されていることが示された。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】48,750千円 (直接経費: 37,500千円、間接経費: 11,250千円)