海洋生物由来の抗マラリア性化合物の探索
【研究分野】水産化学
【研究キーワード】
天然物化学 / 海洋生物 / テルペン生合成 / 抗菌活性 / 遺伝子操作 / 枯草菌 / マラリア / テルペン / 生合成 / 組換え微生物 / 生物活性
【研究成果の概要】
マラリア原虫に対する選択毒を海洋生物から発見するための研究を行った。生物活性は、非メバロン酸経路が働いている細菌の生育を阻害し、メバロン酸経路が働いている細菌には作用しないことを指標とした。わが国沿岸各地で採取した海産無脊椎動物を探索源とし、スクリーニングにより活性検体を選抜し、活性成分の単離・構造決定を試みた。鹿児島産未同定カイメンおよび種子島産ソフトコーラルから活性成分を単離したが、それぞれの菌株に対する感受性の差は大きくなかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
葛山 智久 | 東京大学 | 生物生産工学センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
乙黒 一彦 | 北里大学 | 基礎研究所 | センター長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】3,520千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 420千円)