複合的環境要因の変化に対する植物の可塑的形態形成
【研究分野】生態・環境
【研究キーワード】
光 / 窒素 / 物質分配 / 最適化 / Autonomy / Correlative inhibition / オートノミー / 数理モデル / 根 / 一斉開花 / 常緑樹 / 落葉樹 / ジベレリン / サイトカイニン / 光合成
【研究成果の概要】
植物個体は、生育する環境にあわせて、物質分配をはじめとするさまざまな性質を変化させる。この研究では、まず弱光条件における最適物質分配法を理論的に解析し、現実の植物が理論的最適値をほぼ満たしていることを明らかにした。さらに、これを使って、個体の半分が被陰された状況の最適物質分配を求め、autonomy とよばれるシュートの独立性が成長の最大化と矛盾するものではないことを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】4,070千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 570千円)