潮汐性産卵の時刻合わせに関与する魚類の脳内分子ネットワークの解明
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
サンゴ礁 / 潮汐 / ベラ / 遺伝子 / 環境 / トラフグ
【研究成果の概要】
潮汐は12.4時間周期で繰り返される浅海域における環境変動で、多くの魚は潮汐に合わせた産卵周期を示す。本研究では、サンゴ礁に生息するミツボシキュウセンが潮汐をどのように感じ取って、潮汐に合わせた時刻合わせを行っているのかについて明らかにすることを目的とした。トラフグのマイクロアレイを用いて推定した潮汐関連遺伝子のうち、ミツボシキュウセンの脳内に相同遺伝子(VIP/PHI and Cnpなど)が発現していることが判明した。このうちのいくつかは本種の間脳域で静水圧を孵化することによって変動することが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
岡野 俊行 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)