ゲノム育種によりトラフグの優良品種作出をめざす
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
遺伝育種 / トラフグゲノム / 耐病性 / 体サイズ / 行動 / 棘 / 性決定 / トラフグ / ゲノム / 形態 / 行動様式 / 有用遺伝子 / 成長
【研究成果の概要】
全ゲノムが解読された最初の食用魚であるトラフグを用いて,有用形質を支配する遺伝子の特定めざした.トラフグとクサフグなどの種間交雑を進めて解析することにより,体サイズ,脊椎骨数,鱗の有無,寄生虫耐性,警戒心の強さ,淡水適応能力に関する遺伝子の染色体上の位置が特定され,ゲノム情報に基づく優良個体選抜育種への道筋をつけることができた.また,性決定遺伝子の特定に成功し,雄の価値が高いこの魚における性制御技術の開発に成功した.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
菊池 潔 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
末武 弘章 | 福井県立大学 | 海洋生物資源学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】190,580千円 (直接経費: 146,600千円、間接経費: 43,980千円)