EST解析情報を利用した微細緑藻による有用炭化水素生合成メカニズムの全貌解明
【研究分野】水産化学
【研究キーワード】
微細藻類 / 生合成 / トリテルペン / 炭化水素 / 代替石油生産 / Botryococcus braunii / イソプレノイド / スクアレン / プレスクアレン二リン酸 / Botryococcene / メチルエリスリトールリン酸 / プレスクアレンニリン酸 / (E)-4-hydroxy-3-methylbut-2-eneyl 1-diphosphate reductase
【研究成果の概要】
微細藻Botryococcus brauniiは、ボツリオコッセンおよびメチルスクアレンという特異なトリテルペン系炭化水素を大量に生産するため、代替石油資源としての利用が期待されている。本研究では、本藻種において発現している遺伝子を詳細に調べることで、上記炭化水素の生合成および代謝に関与するいくつかの新奇酵素遺伝子の特定に成功し、炭化水素生成メカニズムが他生物に例を見ない、全く新しいものであることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松永 茂樹 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
葛山 智久 | 東京大学 | 生物生産工学研究センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)