魚類の浸透圧調節機構の解明とその実践的展開
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
浸透圧調節 / ティラピア / 塩類細胞 / カリウム / セシウム / 温泉トラフグ / アミノ酸輸送体 / イオン輸送体 / ROMK / ROMK / ライフサイクル / 機能の可塑性 / NCC / NHE3 / CFTR / NKCC / トラフグ / 遊離アミノ酸 / 血漿浸透圧 / コラーゲン / 温泉
【研究成果の概要】
魚における浸透圧調節の分子・細胞機構をより深く理解し、その成果を水産業に応用する可能性を模索した。まず、ティラピアで塩類細胞の機能の可塑性とライフサイクルを明らかにした。また、塩類細胞からのカリウム排出とその分子機構を解明するとともに、セシウムがカリウム排出機構を介して排出されることを示した。さらにティラピアとトラフグで、筋肉の細胞内浸透圧調節における遊離アミノ酸の関与を明らかにし、魚を高塩分環境水に晒すことで呈味が一過的に向上する可能性を示した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
李 慶美 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
渡邊 壮一 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】46,670千円 (直接経費: 35,900千円、間接経費: 10,770千円)