魚介類RNA干渉機構の解明と増養殖・感染防御への応用
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
RNA干渉 / miRNA / piRNA / torafugu / medaka / pearl oyster / Heterobothrium okamotoi / トランスクリプトーム / 小分子RNA / ヘテロボツリウムオカモトイ / トラフグ / メダカ / miR-499 / アコヤガイ / クドア / 感染防御 / RNA薬 / 寄生虫 / クルマエビ / シーケンシング
【研究成果の概要】
本研究では魚介類においてRNA干渉に関わる小分子RNAを網羅的に解析し、それらの知見を水産分野に役立てることを目的に基礎研究を行った。次世代シーケンサーによるトランスクリプトームにより、トラフグ、メダカ、アコヤガイの各組織における小分子RNA発現プロフィールを明らかにした。トラフグにおいては1420 種類の miRNAを見出すとともに、それぞれのmiRNAに多数のisomiRが存在することを見出した。魚介類の病原体防御にRNAiを活用することを考え、病原体側の遺伝子構造の解析を推進した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】45,760千円 (直接経費: 35,200千円、間接経費: 10,560千円)