節水と多収を高度に両立させるイネ畑栽培技術の開発と根系の役割に関する研究
【研究分野】作物学・雑草学
【研究キーワード】
イネ / 節水栽培 / 多収性 / 根系 / 陸稲栽培
【研究成果の概要】
本研究では、水資源を大幅に節約する新技術"エアロビック・ライス法"と呼ばれるイネの節水栽培法において、収量の更なる向上を目指した。その結果、エアロビック・ライス法においても慣行の灌漑水田作と同水準の収穫量が可能で、多収性品種を用いれば10t/ha超の収量をあげることを確認した。しかしエアロビック・ライス法では根系発達が著しく抑制されるため、植物体が脱水症を示しやすい栽培法であることも明らかとなった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)