微生物炭酸固定の多様性とその進化生化学的理解
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
炭酸固定・還元的TCA回路・フェレドキシン・RubisCO / 窒素同化 / 代謝進化 / H.thermophilus / フェレドキシン / Fd-NADPレダクターゼ / ルビレリスリン / アミノ酸転移酵素 / H. r thermophilus / ゲノム解析 / genomic island / 炭酸固定系 / 進化・系統 / Hvdroenobacter thermophilus / 還元的TCA回路 / 炭酸固定酵素 / フマレートレダクターゼ / ICDH / GS-GOGAT / RubisCO / 炭酸ガス濃度検出 / POR / 炭酸同化
【研究成果の概要】
好熱性水素細菌を材料として、還元的TCA回路で機能する炭酸固定酵素が、炭酸固定反応を行えるようになった要因をほぼ解明した。同菌の還元的TCAサイクルで機能する他の酵素や、炭酸固定と密接な繋がりがある酵素系の解明を通して、還元的TCAサイクルの進化生化学的理解を深めた。さらに、同菌の完全ゲノム配列を明らかにした。加えて、カルビン回路の鍵酵素を三種類有している水素細菌を材料として、二酸化炭素濃度と炭酸固定酵素発現との関連を生化学的に解明した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
石井 正治 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
新井 博之 | 東京大学 | 大学院・農学生命科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2005 - 2009
【配分額】102,960千円 (直接経費: 79,200千円、間接経費: 23,760千円)