土壌中の封入空気が湿潤気候下の地表面限界領域における物質移動に与える影響
【研究分野】農業土木学・農村計画学
【研究キーワード】
封入空気 / 溶質移動 / イオン交換 / 吸着等温線 / 透水係数 / コロイド / Cs / 有機物 / 土壌水分 / 不飽和土 / セシウム / CO2 / 荷電特性 / 封入不飽和 / 不飽和透水係数 / 溶質分散係数 / 分散長
【研究成果の概要】
土壌の水分状態には飽和と不飽和がある。土壌の物理性は、水分飽和と水分不飽和で大きく異なる。土中に封入空気が存在すると見かけ上,水分飽和に見える土中の移動現象が大きく変わる.これを念頭に封入空気の影響の把握,土中の気相の状態をモニタリングするシステムの構築,水溶性化学物質やコロイドの土中の移動現象の解明ならびに原位置で水,コロイドの土中の移動の実態把握を行う装置の開発を行った.特に,封入空気の存在は,わずか数%の体積含水率の変化を通じて土中の移動現象を大きく変える可能性があることが示唆された.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
井本 博美 | 東京大学 | 大学院農学生命科学研究科 | 技術職員 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
加藤 千尋 | 弘前大学 | 農学生命科学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)