湿原湖沼水環境モニタリングのためのスカウト機能を備えたロボットボートの開発
【研究分野】農業情報工学
【研究キーワード】
ロボットボート / 自律航行 / 水質マッピング / 省力化 / GPS / リチウムイオンバッテリー / 水質プロファイル / 無人ロボット / 湿原湖沼 / 水環境 / 自然環境 / モニタリング / スキャニングライダー / 自動サンプリング
【研究成果の概要】
湖沼のソナーによる深度計測や、水質の計測を効率的に行うため、自律航行可能な電動ロボットエアボートの開発を行った。動力としてブラシレスモータを用いることで、エンジンと比較して、軽量化や排気のクリーン化、騒音及び振動の低減、プロペラ回転数制御の容易化などが実現された。プロペラの回転数に対するボートの速度と消費電力を計測し、最大航行時間及び最大航行距離の推定を行った。基礎性能試験として、定点停留制御や直線追従制御の精度評価を行った。その結果、湖沼全体のマップを作成するための十分な精度が得られた。フィールド試験を、日本の北海道の阿寒湖チュウルイ湾とオンネトーで行い、深度や水質のマップの作成に成功した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山田 浩之 | 北海道大学 | 大学院農学研究院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)