樹状突起形態・機能の神経活動依存的制御の分子機構
【研究分野】神経科学一般
【研究キーワード】
カルシウム / リン酸化 / 突起伸展 / シナプスから核へのシグナリング / 脳・神経 / 発生・分化 / 遺伝子 / シグナル伝達 / 生体分子
【研究成果の概要】
「経験」に基づく情報を、神経回路内に長期的に「書き込む」シグナル伝達機構については多 くの謎が残っている。本研究課題を通じ、(1)神経突起の形態制御を司る新たなCaMKK-CaMKカスケード、(2)シナプス活動が新規遺伝子発現を引き起こすメカニズム、(3)神経活動によって誘導され た遺伝子産物がシナプスを修飾する逆シナプスタギング機構、等を解明し、「経験」が神経情報 として神経回路に貯蔵される仕組みを世界に先駆けて明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】104,780千円 (直接経費: 80,600千円、間接経費: 24,180千円)