受容体ダイナミクスとカルシウムシグナルによる神経制御機構あるいは病態の解明
【研究分野】神経科学一般
【研究キーワード】
抑制性シナプス / カルシウム / GABA_A受容体 / 1分子イメージング / 量子ドット / シナプス可塑性 / GABA_A / 受容体
【研究成果の概要】
シナプス伝達の強さを決めるファクターとして,近年,細胞膜上における受容体の側方拡散が注目されている.本研究では,細胞外からのカルシウム流入とカルシニュリンの活性化により誘導されるGABA_A受容体の側方拡散の促進が,抑制性シナプス可塑性の開始点であることを示した.また,細胞内カルシウム貯蔵庫からのカルシウム放出も,タンパク質リン酸化によりGABA_A受容体の側方拡散を抑制している可能性を提示した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)