IP3受容体疑似リガンド分子IRBITによるCaMKIIa活性制御機構の解明
【研究分野】神経化学・神経薬理学
【研究キーワード】
IRBIT / CaMKII / brain / knockout mice / CaMKIIα / タンパク質相互作用 / カルシウム / リン酸化
【研究成果の概要】
IRBITによるCaMKIIα活性制御の分子機構およびその生理的意義を明らかにし、脳神経系におけるIRBITの役割を解明するため、in vitro kinase assay,細胞株発現系、培養神経細胞およびIRBITを全身で欠損したIRBIT KOマウスを用いてIRBITがCaMKIIα活性に及ぼす効果を検討した。いずれの実験系においてもIRBITがCaMKIIα活性を抑制する事を明らかにした。さらにIRBIT KOマウスが学習行動試験や社会性行動試験等の行動実験において行動異常を示す事を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)