スパコンを利用したビッグデータ解析に基づくヘルペスウイルス翻訳後修飾の包括的解析
【研究キーワード】
HSV / 蛋白質翻訳後修飾 / MDシミュレーション / スパコン / シミュレーション / 抵抗性因子
【研究成果の概要】
単純ヘルペスウイルス(HSV)がコードする蛋白質の翻訳後修飾の網羅的同定、および分子動学的(MD)シミュレーションによって機能制御を担うHSV蛋白質の翻訳後修飾を同定した。本翻訳後修飾はHSV蛋白質の機能ドメインの運動性を低下させることによってHSV蛋白質の効率的な機能発現を担っていることが示唆された。
【研究の社会的意義】
HSV生活環を司る感染特異的な翻訳後修飾は、理想的な抗HSV剤の創薬標的となりうることから、本技術基盤の創成および各HSV蛋白質の翻訳後修飾の意義の解明は重要な研究課題であると考えられる。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【配分額】6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)