高精度時系列プロテオミクスによるシグナル伝達攪乱機構のシステム解析
【研究分野】生物分子科学
【研究キーワード】
プロテオミクス / シグナル伝達 / システムバイオロジー / リン酸化 / 定量生物学 / 国際情報交換 / 国際情報交流
【研究成果の概要】
シグナル伝達系は細胞の増殖・分化等の基本的な生命活動を制御しており、その破綻は癌をはじめとする種々の疾患の発症と密接に関連することが知られている。本研究課題において、我々はタンパク質安定同位体標識(SILAC)法と高精度nanoLC-MS/MS型質量分析システムを用いてピロリ菌感染応答における胃癌細胞内シグナル伝達系のシステム解析を行い、感染応答によるリン酸化プロテオームの時系列動態情報、並びに病原因子CagAの包括的結合蛋白質情報を取得した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
秦 裕子 | 東京大学 | 医科学研究所 | 技術専門職員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)