生体機能分子を利用したアミド化合物生産法の開発
【研究分野】生物機能・バイオプロセス
【研究キーワード】
バイオテクノロジー / 遺伝子 / 酵素 / 生体分子 / 生物・生体工学 / ペプチド / アミド化合物 / 酵素工学
【研究成果の概要】
多様な機能を有するアミド化合物の中でも、抗体に代わる中分子医薬品として注目されているペプチドには、血圧降下作用をはじめ抗酸化や抗疲労さらには呈味性を有するものなど多く、効率的なペプチド合成法の開発が望まれている。研究代表者は、無保護のアミノ酸から任意のジペプチドを合成可能な新規酵素を多数取得しており、それらを利用して塩味増強効果を有するジペプチドの探索や酵素の機能改変による効率的な合成プロセスを開発した。一方、汎用性のあるアミド化合物の新規合成法も開発しており、合成可能なアミド化合物の多様性を拡張した。併せてAMPやADPからのATPの再生系を構築し、プロセスの低コスト化を達成した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
胡桃坂 仁志 | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)