ヒトの触知覚特性に対応したリアルタイム因子抽出に基づく遠隔触覚伝達法
【研究分野】知能機械学・機械システム
【研究キーワード】
触覚 / センサ / 触覚ディスプレイ / 遠隔操作
【研究成果の概要】
粗さ感・摩擦感・硬軟感を含む複数の触覚因子を統合したマスタ・スレーブ型触感伝達システムを開発した.このシステムでは,スレーブ側の触覚センサで,状態をリアルタイムに推定し,マスタ側に伝達する.その結果,複数の布素材やエンボス紙をほぼ識別できること,因子数を増やすほど識別率が向上することを確認した.また,触覚遠隔伝達のニーズ調査を行った結果,一般には触りにくいものを触るというニーズが大きいことを明らかにした.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
昆陽 雅司 | 東北大学 | 大学院・情報科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】19,630千円 (直接経費: 15,100千円、間接経費: 4,530千円)