就農者の経営安定化に資する農産物サプライチェーンマネジメントの数理的研究
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
農産物流通 / サプライチェーンマネジメント / 数理最適化 / 情報共有システム / シミュレーション / 最適化モデル / 対話型情報システム / 全体最適化 / 利益分配 / 安心・安全・信頼 / 数理モデリング / 最適化 / 対話型販売システム / 農産物サプライチェーン / 地産地消 / 不確実性 / 農産物サプライチェーンマネジメント / 産直流通 / 農産物サプライチェーンモデル / 不確実性下での意思決定
【研究成果の概要】
就農者の経営安定を主眼に起きながら,小売業の収益安定,消費者の食材購入満足度も満たすことができる農産物サプライチェーンマネジメントを研究対象とした.特に,就農者が直近の集荷場に農産物を納品し,そこから物流の最適化を行ったうえで,消費者の需要に合わせた小売店や飲食店への食材配送を行う『産直流通モデル』を構築し,数理最適化・シミュレーションの側面から提案モデルの評価・分析を行い,農産物の地産地消へ向けた応用が十分可能であることを示した.さらに,道の駅などでの実証研究を通して,就農者と消費者の間で対話を促すことで,納得した農産物売買が可能な情報共有システムを開発した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
松本 慎平 | 広島工業大学 | 情報学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
加島 智子 | 近畿大学 | 工学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【配分額】17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)