Droneを利用した次世代波浪予測法の構築
【研究分野】船舶海洋工学
【研究キーワード】
ドローン / 波浪予測 / 波面の予測 / 海洋工学
【研究成果の概要】
多数のドローンをブイとして用い、直接波面の変位を多点計測し、そこで得られた波面の多点時系列を用いて、そこから離れた場所での波面変位を予測する理論の数学的基礎を構築した。その理論を基に数値シミュレーションを実施し、多点の波面変位時系列より波面変位時系列を十分な精度かつ十分未来の予測が可能なことを示した。
ドローンに9軸加速度計を搭載し、実海域で波面変位の計測を行い、タワー据え付けの超音波波高計とほぼ同じ波面変位が得られることを確認した。このドローンを用いて、実海域で波面変位の予測実験を実施した。その結果、方向集中度が高い場合、ドローン1機の情報から、かなり高い精度の波面変位の予測に成功した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
和田 良太 | 東京大学 | 大学院新領域創成科学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
櫻井 裕司 | |
濱道 創太 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)