マイクロリアクターを利用した金属酸化物ナノ粒子・ナノシートの高効率表面修飾
【研究キーワード】
表面修飾 / マイクロリアクター / ナノシート / ナノ粒子 / マイクロリアクタ- / マイクロ流路 / 金属酸化物
【研究成果の概要】
本研究では、液-液二相系を反応場とした、マイクロリアクターを用いることによるニオブ酸ナノシートの効率的表面修飾を達成した。まず、ニオブ酸ナノシートの表面修飾が液-液二相系で可能かどうかバルクレベルでの合成で検討した。テトラブチルアンモニウム塩を用いて層状ペロブスカイトを剥離して得られたニオブ酸ナノシート水分散液を水相、リン酸オレイルを溶解したシクロヘキサンを有機相として用いることにより、表面修飾が進行することを明らかにした。次いで、ダブルY型のマイクロ流路をマイクロリアクターとして用い、同様の系で表面修飾を行ったところ、4.6秒以内に表面修飾が完了することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
塚原 剛彦 | 東京工業大学 | 科学技術創成研究院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
井戸田 直和 | 東京工業大学 | 科学技術創成研究院 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)