ハイドレートを利用した二酸化炭素海底下隔離の成立性に関する基礎研究
【研究分野】船舶海洋工学
【研究キーワード】
CO_2地中貯留 / ガスハイドレート / 温暖化対策 / 海底堆積層 / 気液二相流 / CO2貯留 / 地球温暖化 / CO2海底下地中隔離 / ハイドレート分解速度係数 / CFD / ハイドレート分解実験 / 気液二相浸透流モデル / 混合ガス
【研究成果の概要】
CO_2ハイドレート球を高圧セルに設置し、流水中のハイドレート分解速度係数を求めた。次に、CO_2-H_2O界面にハイドレートにおけるハイドレート生成速度を計測した。得られた値を用いて、海底堆積層を模擬した砂層を対象に、CO_2ハイドレート生成・気液二相多孔質内流動シミュレーションを実施した。この結果、貯留ポテンシャルは185-1880億t-CO_2、貯留コストは、約10600円/t-CO_2と、実現性の高い貯留法であることがわかった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)