台湾南西沖冷湧水炭酸塩岩形成へのメタンハイドレートの影響評価
【研究分野】地質学
【研究キーワード】
メタンハイドレート / 地質学 / 地球化学 / 海洋探査 / 深海環境 / メタン湧水 / 台湾 / 国際情報交換
【研究成果の概要】
台湾南西沖の南シナ海大陸棚斜面に分布する海底メタン湧水は、地形に規制されたメタンの集積がメタンハイドレートのキャップ構造を形成し、その頂部から海底面へ流体が上昇することに起因している。この海底メタン湧水に伴われる冷湧水炭酸塩岩の形成には、メタンハイドレートの分解水が部分的に関与していた。
微生物による二酸化炭素の還元によって形成されたメタンと噴出ガス中の硫化水素によって、熱水噴出孔と同様な化学合成生物群集が冷湧水域にも生息していると推定される。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
徐 垣 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | 高知コア研究所 | 所長 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
徐 垣 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | 高知コア研究所 | 所長 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
森田 澄人 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 地質調査情報センター | 主幹 | (Kakenデータベース) |
木下 正高 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | ・地球内部変動研究センター | グループリーダー | (Kakenデータベース) |
LIN SAULWOOD | 国立台湾大学 | 海洋研究所 | 准教授 |
LIU CHAR-SHINE | 国立台湾大学 | 海洋研究所 | 教授 |
YANG TSANYAO | 国立台湾大学 | 理学院地質科学系 | 教授 |
HUANG CHI-YUE | 国立成功大学 | 理学院地球科学系 | 教授 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【配分額】3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)