単一分子計測法の高度化による高分子液体のナノ計測とナノ-マクロ物性値間の関係解明
【研究分野】熱工学
【研究キーワード】
単一分子計測 / 熱物性 / 機械学習 / 高分子膜 / 熱工学 / 流体工学 / 単一分子計測法 / マイクロ・ナノ熱流体工学 / ガラス転移
【研究成果の概要】
高分子の年間生産量は国内だけでも1000万トンを超え,その成型加工時の高効率化による省エネルギー効果は非常に大きい.高分子材料製品の製造の高度化・高効率化につなげる基盤構築を最終目標に見据え,本研究では,高分子材料製品の加工過程において重要な硬化過程に関して,分子スケールでの熱物性評価を実施し,これとマクロに計測される熱物性データとの関係を明らかにすることを目的とした. 具体的には,単一分子計測(SMT)を実施した.巨視的にみると粘度が一様に上昇していくような高分子膜系において,SMTで計測される微小スケールでは粘性分布に空間的な不均一性が現れていることが分かった.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
新美 智秀 | 名古屋大学 | 工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
江上 泰広 | 愛知工業大学 | 工学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)