メコンデルタにおけるMudskipper類生態調査
【研究分野】水圏生産科学
【研究キーワード】
国際研究者交流 / ベトナム / メコンデルタ / 生態 / Mudskipper / 養殖 / 微生物 / 植物プランクトン / 海洋生態 / 動物 / 水産学 / 干潟
【研究成果の概要】
メコンデルタにおいて、カントー大学と共同して以下の研究を行った。メコンデルタでは、マッドスキッパーの1種(カケオ)が盛んに養殖されている。しかし、その種苗は天然稚魚に依存しているため、資源の枯渇の懸念があることが初年度の調査で明らかになった。稚魚採集を行った結果、産卵は海域で行われていること、バクリュー省河口に遡上している稚魚は孵化後約38日であることが明らかになった。カケオの養殖池には、同地域に存在するエビ養殖池と比べて、10~100倍に及ぶ微小藻類およびバクテリアが水中に存在することが明らかになった。夜間には養殖池は無酸素状態となっていた。ベトナム沿岸で新種の渦鞭毛藻を発見した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
和田 実 | 長崎大学 | 水産・環境科学総合研究科(水産) | 教授 | (Kakenデータベース) |
岩滝 光儀 | 東京大学 | アジア生物資源環境研究センター | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
田北 徹 | 長崎大学 | 水産学部 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】18,590千円 (直接経費: 14,300千円、間接経費: 4,290千円)