ビタミンB12を感光色素とする新規光センサーの構造機能研究
【研究分野】構造生物化学
【研究キーワード】
X線結晶解析 / 光センサー / 光受容体 / 結晶構造解析 / ビタミンB12 / 転写因子 / 結晶構造解析法 / センサータンパク質 / 光応答
【研究成果の概要】
本研究では、ビタミンB12を利用する新規な光受容体CarHとAerRにおける光応答の分子機構を解明するために、これらの構造機能解析を行なった。暗所において、アデノシルコバラミン (補酵素型ビタミンB12) が結合したCarHを調製、結晶化することで、光応答前のCarHの結晶構造解析に成功した。CarHはN末端側のDNA結合ドメインとC末端側のセンサードメインから構成されていた。センサードメインに結合したアデノシルコバラミンの光分解がCarHの高次構造の変化をもたらすという仮説を提唱した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
青野 重利 | |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)