写像類群の構造と4次元多様体の位相幾何学
【研究分野】幾何学
【研究キーワード】
4次元多様体 / 写像類群 / Lefschetzファイバー空間 / モノドロミー / 有理ブローダウン / 微分構造 / ファイバー和 / チャート表示 / 4次元多様体 / 超楕円性 / 安定化 / トポロジー / 幾何学 / BLF / 国際情報交換 / アメリカ / 群の表示 / quandle / コサイクル
【研究成果の概要】
多様体の位相幾何学においては、5次元以上のいわゆる高次元の場合よりも、3次元・4次元といった低次元の場合に複雑な現象の現れることが多い。本研究課題は4次元多様体の位相幾何学に関するものである。特に、Lefschetzファイバー空間と呼ばれる、無数の曲面(2次元多様体)が集まって構成されているような4次元多様体を扱っている。それを記述する際に、曲面の写像類群と呼ばれる代数的な対象が重要となる。研究の結果、写像類群のデータを変更すると、Lefschetzファイバー空間がどのように変化するかが非常に詳しく解明された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
菊池 和徳 | 大阪大学 | 大学院理学研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009-04-01 - 2013-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)