同一規則構造をベースとする二相分離にともなう組織化過程の解明と制御
【研究分野】材料加工・処理
【研究キーワード】
結晶 / 組織制御 / 規則構造 / 相分離 / 単結晶 / 固溶強化 / 転位
【研究成果の概要】
廃熱を電気エネルギーに直接変換できる熱電材料として、あるいはジェットエンジンのタービンなどに用いる耐熱合金の強化相として、規則構造を有する金属間化合物が利用されている。同一規則構造をベースにしながら似て非なる類似の規則構造の2相に分離する金属間化合物2組に着目した。ハーフホイスラー型TiNiSn熱電材料において相分離で形成する相界面と組織を解析し、Cを規則固溶したNi3Alにおいて規則構造の類似と相違が塑性変形挙動と強度に及ぼす影響を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)