マイクロ構造形成によるソフトメカニズムの機能性表面修飾
【研究分野】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究キーワード】
ソフトロボット / 表面改質 / マイクロマシン / アクチュエータ / 微細構 / ソフトメカニズム / 機能性ゴム / 光回折 / 吸着シート / ラバーデバイス / 微細構造
【研究成果の概要】
ゴムなどの柔らかい材料を用いたソフトメカニズムにおいて,ゴムの表面にサブmm~数μm程度の微細な構造物を形成すると,様々な機能的な物理特性をもたせることができる.本研究はここに着目し,ソフトメカニズムに機能性表面修飾を行った.
(1)光学特性に関しては,ソフトロボット表面に1~2μmピッチの回折格子を成形し,ロボットの動作や応力を色分布で視覚的に把握した.(2) 親水/撥水特性に関しては,微細物をハンドリングするマイクロロボットハンドの表面の吸着制御に応用し,微細物のハンドリングが安定して行えるようになった.(3)マイクロ吸盤に関しては,異方性の吸着特性,凸凹表面への吸着を実現した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
脇元 修一 | 岡山大学 | 大学院自然科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)