生態系の持続可能性と制度や規範について:所有形態や制裁の効果を焦点に
【研究分野】生態・環境
【研究キーワード】
持続可能性 / 数理モデル / シミュレーション / 制度 / 人間活動 / 保全生物 / コモンズ / 協力の進化 / 社会シミュレーション / 生態系保全 / コモンズの維持管理 / 所有形態
【研究成果の概要】
生態系を持続的に利用するためには「資源としての生物をとりすぎない」というような協力的な行動が重要となる。ただ、コモンズの悲劇でも指摘されているよう、協力は達成しにくいという。そこで相手の協力度合いに応じて罰の量を変化させるときに、どの様に罰をすると協力が促進されるのかをコンピュータシミュレーションや数理モデルで検討した。コモンズに関するモデルとして、公共財ゲームが用いられることが多い。しかし、コモンズの管理や運営は公共財ゲームで表現されている構造以外のものをとっていることも多い。他の構造におけるコモンズの持続可能な利用に関する研究も行った。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009-04-01 - 2014-03-31
【配分額】5,441千円 (直接経費: 4,186千円、間接経費: 1,255千円)