世界の231の国・地域を対象とした国際貿易に伴う金属資源の移動量と需給構造の解析
【研究分野】持続可能システム
【研究キーワード】
物質フロー分析 / リモートセンシング / 資源 / 金属 / 土地改変 / サプライチェーン / 土地利用 / 物質フロー・エネルギー収支分析
【研究成果の概要】
経済発展に伴う資源利用と環境影響の拡大が危惧されている。本研究では、全世界を対象としたグローバル規模でのマテリアルフロー分析により、資源(鉄、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛、ニッケル等)の需給構造と共に、多地域産業連関分析の手法を応用することで、消費がサプライチェーンを通じて誘引する資源採掘量を明らかにした。更に、鉱山活動の影響の把握のために、衛星画像解析を用いた土地改変量の計量手法を提案すると共に、事例解析を通じて改変の要因の特定を進めた。資源管理方策としては、天然資源からの脱却をすすめるために、物質循環の閉ループ化による資源散逸の回避、更には、資源産出国における保全活動等を論じた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
村上 進亮 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
山野 博哉 | 国立研究開発法人国立環境研究所 | 生物・生態系環境研究センター | センター長 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)