多様なモデルを統合した群集内における人物の動態認識手法の開発
【研究分野】土木計画学・交通工学
【研究キーワード】
モニタリング / 画像認識 / 計測工学 / 交通工学・国土計画 / シミュレーション工学
【研究成果の概要】
本研究では、複雑な状況における複数人物の動態認識手法の構築を行った。ステレオビデオカメラにより同時取得された色情報と距離情報に対して、それぞれの確率モデルを導入することにより、人物抽出・追跡手法を開発した。さらに、歩行者挙動の予測シミュレーション手法を離散選択モデルに基づき構築した。これらを、一般状態空間モデルの枠組みにおいて確率的に統合し、逐次的処理による追跡手法を構築した。提案手法を駅改札付近における実観測データに適用し、その有効性を確認した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)