合金中に析出する擬多面体状粒子における形状の由来
【研究分野】複合材料・物性
【研究キーワード】
表面 / 界面 / 析出物 / 平衡形状 / 擬多面体 / 微粒子
【研究成果の概要】
微量なAgを含むCu合金など,適当な組成の合金を高温域で保持すると,固体内拡散で合金を構成する原子が移動し,析出物と呼ばれる粒子が形成される.この析出物の形状や大きさは材料における種々の性質を支配するため,どういった機構により析出物の形状や大きさが決定されているかを解明することは,工業的にも学術的にも極めて重要である.本研究は,合金中に析出する擬多面体形状(多面体に近いものの丸い角を持つ形状)の析出物を観察し,その形状が何によって決まっているかを明らかにした研究である.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
加藤 雅治 | 東京工業大学 | 総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
藤居 俊之 | 東京工業大学 | 総合理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)