物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓
【研究分野】物理化学
【研究キーワード】
ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 / 酸化セリウム / パラジウム / 固定化イオン液体触媒 / TAP / 密度汎関数法計算 / 電子構造 / 白金クラスター / 金ナノ粒子 / EXAFS / TEM / 物質設計 / ナノ粒子 / 酸化コバルト / 固体触媒反応 / 炭酸マンガン / 形状制御 / 計算化学 / 階層性 / ナノベルト / ベンズイミダゾール誘導体
【研究成果の概要】
従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態との相関の情報を得た。また、Pd含有固定化イオン液体触媒がカルボニレーション反応やカルボニル化を伴うSuzukiカップリング反応に有効であることを見出した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【配分額】19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)