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研究分野別サイレントキーワード
「電子状態」サイレントキーワードを含む研究
【情報学】情報学フロンティア:ハイパフォーマンス・コンピューティング電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質電子構造DBシステムの構築(15K20929)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】蛋白質 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 電子状態 / 電子状態計算 / タンパク質 (他9件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、計算構造モデリングの自動化とQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行い、タンパク質電子状態データベースへの計算事例追加をより加速させるための基盤技術を確立した。YAML形式の入力ファイルを採用することで、プログラミングなしに安全かつ簡便にQCLO法を利用したタンパク質電子状態計算が可能となった。開発したソースコードはインターネット上に公開済みである...
【数物系科学】物理学:異方的超伝導電子状態を含む研究件
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
❏超伝導体の渦糸状態における電荷揺らぎと輸送現象の理論的研究(12740203)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 渦糸 / 電子状態 / アイレンバーガー方程式 / 異方的超伝導 (他11件)
【概要】本研究では前年度に引き続き、超伝導渦糸状態における電子状態、不純物効果、電気伝導についての理論的、数値的研究を行った。また実験グループと超伝導渦糸状態に関する共同研究も行った。具体的な成果は以下のとおりである。 前年度、自己無撞着でないボルン近似で、渦糸に局在しているアンデレーフ束縛状態に対する不純物散乱率をS波、P波、D波の場合に計算し、特に、カイラルP波の場合,不純物散乱が渦糸内では起こらない...
【数物系科学】物理学:アイレンバーガー方程式電子状態を含む研究件
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
❏超伝導体の渦糸状態における電荷揺らぎと輸送現象の理論的研究(12740203)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 渦糸 / 電子状態 / アイレンバーガー方程式 / 異方的超伝導 (他11件)
【概要】本研究では前年度に引き続き、超伝導渦糸状態における電子状態、不純物効果、電気伝導についての理論的、数値的研究を行った。また実験グループと超伝導渦糸状態に関する共同研究も行った。具体的な成果は以下のとおりである。 前年度、自己無撞着でないボルン近似で、渦糸に局在しているアンデレーフ束縛状態に対する不純物散乱率をS波、P波、D波の場合に計算し、特に、カイラルP波の場合,不純物散乱が渦糸内では起こらない...
【数物系科学】物理学:光物性電子状態を含む研究件
❏多次元的相転移物質における次世代光スピン科学現象の創成(20675001)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】大越 慎一 東京大学, 大学院・理学系研究科, 教授 (10280801)
【キーワード】相転移 / スピン化学 / 磁性 / 誘電性 / 光物性 (他9件)
【概要】本研究課題では、複数の相転移現象が多次元的に絡み合った新物質の創成および次世代光スピン科学現象の発現を目的として研究を推進し、光スピン相転移現象、キラル強磁性錯体における磁化誘起第二高調波発生の観測、電場誘起構造相転移現象などを錯体系で観測すると共に、イプシロン型‐酸化鉄のサブテラヘルツ帯における電磁波吸収、鉄-ロジウム薄膜における表面磁化誘起第二高調波発生の光スイッチングなどを達成した。 ...
❏紫外線・真空紫外線を用いた光電子・逆光電子分光法による強相関物質の電子状態(16684010)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】溝川 貴司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教授 (90251397)
【キーワード】強相関電子系 / 物性実験 / スピネレクトロニクス / 強相関エレクトロニクス / 光物性 (他12件)
【概要】金属絶縁体転移を示す欠損ペロブスカイトRBaCo_2O_<6-δ>(R=Tb, Nd;δ=0.5, 1.0)、低温で重い電子的挙動を示すペロブスカイトCaCu_3Ru_4O_<12>、特異なスピン軌道秩序を示すスピネルAV_2O_4(A=Li, Zn, Cd)の電子状態を表面敏感な真空紫外線光電子分光およびパルク敏感なX線光電子分光によって研究した。特に、RBaCo_2O_...
【数物系科学】物理学:渦糸電子状態を含む研究件
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
❏超伝導体の渦糸状態における電荷揺らぎと輸送現象の理論的研究(12740203)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 渦糸 / 電子状態 / アイレンバーガー方程式 / 異方的超伝導 (他11件)
【概要】本研究では前年度に引き続き、超伝導渦糸状態における電子状態、不純物効果、電気伝導についての理論的、数値的研究を行った。また実験グループと超伝導渦糸状態に関する共同研究も行った。具体的な成果は以下のとおりである。 前年度、自己無撞着でないボルン近似で、渦糸に局在しているアンデレーフ束縛状態に対する不純物散乱率をS波、P波、D波の場合に計算し、特に、カイラルP波の場合,不純物散乱が渦糸内では起こらない...
【数物系科学】物理学:ピン止め電子状態を含む研究件
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
❏超伝導体の渦糸状態における電荷揺らぎと輸送現象の理論的研究(12740203)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 渦糸 / 電子状態 / アイレンバーガー方程式 / 異方的超伝導 (他11件)
【概要】本研究では前年度に引き続き、超伝導渦糸状態における電子状態、不純物効果、電気伝導についての理論的、数値的研究を行った。また実験グループと超伝導渦糸状態に関する共同研究も行った。具体的な成果は以下のとおりである。 前年度、自己無撞着でないボルン近似で、渦糸に局在しているアンデレーフ束縛状態に対する不純物散乱率をS波、P波、D波の場合に計算し、特に、カイラルP波の場合,不純物散乱が渦糸内では起こらない...
【数物系科学】物理学:光電子分光電子状態を含む研究件
❏超高速非平衡現象の電子論(18H01148)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】超高速現象 / 電子状態 / 時間分解光電子分光 / 仕事関数 / 光電子分光 (他9件)
【概要】前年度に、従来を1-2桁上回る<1meVの精度で仕事関数を測定できることを発表した(YI et al., Commun. Phys. 2020)。本年度はこの手法を時間分解光電子分光法(TARPES)に応用し、仕事関数を介してフェムト秒域パルスで瞬間的に励起された結晶表面の様子を調べた。 仕事関数を高精度で測定するためには、試料から放出される低速な光電子をきちんと分析できるようにTARPES...
❏表面分光による液体金属表面の電子状態解明と化学反応探索(16K13681)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】液体金属 / 表面 / 清浄表面 / 光電子分光 / 酸化 (他13件)
【概要】液体金属表面の光電子分光測定用にサンプルホルダーを試作した。液体金属試料として、無害で蒸気圧が低いGaInを選んだ。まず、大気中から真空チェンバーに導入したそのままの状態のXPS測定を行なった。その結果、表面は数層にわたりGa酸化物で覆われていることがわかった。次に、液体金属の表面を清浄化するために、液体窒素で冷却しGaInを固化してArイオン・スパッタリングを行なった。表面のGa酸化物はほぼ無く...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
【数物系科学】物理学:強相関電子系電子状態を含む研究件
❏重い電子系物質の強磁場物性と微視的電子状態(18K03537)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】海老原 孝雄 静岡大学, 理学部, 准教授 (20273162)
【キーワード】重い電子系 / 強相関電子系 / メタ磁性 / 強磁場 / 比熱 (他7件)
【概要】新奇な超伝導状態や非フェルミ液体状態などの特異な物性が発現する、量子臨界点の近傍に位置する非磁性の重い電子系物質では、磁場中でメタ磁性を示す場合があり、その発現メカニズムは、新奇超伝導などの特異物性の発現メカニズムと密接に関係すると考えられている。このメタ磁性メカニズムを解明することは、基礎科学的側面からも新たな超伝導開発といった工学的な側面からも重要である。本研究での大きな成果は、強磁場中の比熱...
❏超高速非平衡現象の電子論(18H01148)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2023-03-31
【研究代表者】石田 行章 東京大学, 物性研究所, リサーチフェロー (30442924)
【キーワード】超高速現象 / 電子状態 / 時間分解光電子分光 / 仕事関数 / 光電子分光 (他9件)
【概要】前年度に、従来を1-2桁上回る<1meVの精度で仕事関数を測定できることを発表した(YI et al., Commun. Phys. 2020)。本年度はこの手法を時間分解光電子分光法(TARPES)に応用し、仕事関数を介してフェムト秒域パルスで瞬間的に励起された結晶表面の様子を調べた。 仕事関数を高精度で測定するためには、試料から放出される低速な光電子をきちんと分析できるようにTARPES...
❏強相関遷移金属酸化物量子井戸を用いた電子構造制御による新奇量子物性探索(26870843)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小林 正起 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任助教 (30508198)
【キーワード】強相関電子系 / 角度分解光電子分光 / 薄膜 / 放射光 / 遷移金属酸化物 (他9件)
【概要】近年、強相関遷移金属酸化物SrVO3極薄膜において、膜厚方向に伸びたd軌道由来のバンドが量子化する金属量子井戸(QW)状態が発見された。本研究は、薄膜構造によりこのQW状態の波動関数を制御することで、強相関金属QWを用いた超格子などのデバイス展開に向けた、新たな量子物性の探索及び物質設計の基盤を築くことを目的とした。 その目的のため、SrVO3極薄膜や多層膜構造におけるQW状態を角度分解光電子分光...
【数物系科学】地球惑星科学:放射光電子状態を含む研究件
❏表面分光による液体金属表面の電子状態解明と化学反応探索(16K13681)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】液体金属 / 表面 / 清浄表面 / 光電子分光 / 酸化 (他13件)
【概要】液体金属表面の光電子分光測定用にサンプルホルダーを試作した。液体金属試料として、無害で蒸気圧が低いGaInを選んだ。まず、大気中から真空チェンバーに導入したそのままの状態のXPS測定を行なった。その結果、表面は数層にわたりGa酸化物で覆われていることがわかった。次に、液体金属の表面を清浄化するために、液体窒素で冷却しGaInを固化してArイオン・スパッタリングを行なった。表面のGa酸化物はほぼ無く...
❏強相関遷移金属酸化物量子井戸を用いた電子構造制御による新奇量子物性探索(26870843)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小林 正起 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任助教 (30508198)
【キーワード】強相関電子系 / 角度分解光電子分光 / 薄膜 / 放射光 / 遷移金属酸化物 (他9件)
【概要】近年、強相関遷移金属酸化物SrVO3極薄膜において、膜厚方向に伸びたd軌道由来のバンドが量子化する金属量子井戸(QW)状態が発見された。本研究は、薄膜構造によりこのQW状態の波動関数を制御することで、強相関金属QWを用いた超格子などのデバイス展開に向けた、新たな量子物性の探索及び物質設計の基盤を築くことを目的とした。 その目的のため、SrVO3極薄膜や多層膜構造におけるQW状態を角度分解光電子分光...
【数物系科学】地球惑星科学:XAFS電子状態を含む研究件
❏前駆体溶液のXAFS分析によるミストCVDの成膜メカニズムの解明(21K04133)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2021-04-01 - 2024-03-31
【研究代表者】坂井 延寿 東京大学, 環境安全研究センター, 助教 (70554765)
【キーワード】ミストCVD / XAFS / 電子状態
【概要】本研究では複数の前駆体溶液を用いてミスト源を分離すると共に、放射光XAFSなどの分光手法を用いて、薄膜・溶液中での金属イオンの状態を明らかにすることでミストCVDの成膜メカニズムを明らかにすることを目的としている。 本年度は複数のミスト源を用いた製膜とその薄膜の基礎的な評価に主眼を置いて研究を行った。特に機能性硫化物の薄膜作製においてミスト源の分離が有効に作用しており、用いる前駆体化合物の他、溶...
❏X線吸収微細構造解析による溶融規則ー不規則変態合金の熱力学的過剰量の起源解明(20K22464)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邉 学 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (50880283)
【キーワード】規則ー不規則変態 / 蛍光XAFS / 電子状態 / 構造 / 電子物性 (他7件)
【概要】本研究は、規則不規則変態を生じる合金系の溶融状態に着目し、高輝度の放射光が使用できるSPring-8にてXAFS実験をベースに研究を行う。得られたXANES領域から合金化に伴う電子状態の情報の取得し、EXAFS領域から配位数や原子間距離といった構造情報を取得を目指すものである。XAFS実験については、溶融金属を化学反応させるためガスジェット浮遊を使用した。過剰体積が最大になる溶融Fe-Pd合金を対...
【数物系科学】天文学:超伝導電子状態を含む研究件
❏多環縮合パイ電子系超伝導体の研究(22244045)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】久保園 芳博 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (80221935)
【キーワード】超伝導 / 金属ドーピング / フェナセン系有機分子 / グラフェン / グラファイト (他23件)
【概要】多環縮合炭化水素分子固体に対して、アルカリ金属原子を挿入することによる超伝導相の作製と、電界効果によって電気的な特性を制御することを目指した。アルカリ金属原子の挿入のためには、通常の高温加熱法のほかに、液体アンモニア法、電気化学的な手法を用いた。また、金属ドーピングならびに電界効果、電気化学金属ドーピングについては、有機芳香族系をグラフェン、グラファイト系、さらに、二次元層状無機物質にも拡張した。...
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
❏超伝導体の渦糸状態における電荷揺らぎと輸送現象の理論的研究(12740203)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】2000 - 2001
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 渦糸 / 電子状態 / アイレンバーガー方程式 / 異方的超伝導 (他11件)
【概要】本研究では前年度に引き続き、超伝導渦糸状態における電子状態、不純物効果、電気伝導についての理論的、数値的研究を行った。また実験グループと超伝導渦糸状態に関する共同研究も行った。具体的な成果は以下のとおりである。 前年度、自己無撞着でないボルン近似で、渦糸に局在しているアンデレーフ束縛状態に対する不純物散乱率をS波、P波、D波の場合に計算し、特に、カイラルP波の場合,不純物散乱が渦糸内では起こらない...
【化学】基礎化学:波動関数電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質電子構造DBシステムの構築(15K20929)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】蛋白質 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 電子状態 / 電子状態計算 / タンパク質 (他9件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、計算構造モデリングの自動化とQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行い、タンパク質電子状態データベースへの計算事例追加をより加速させるための基盤技術を確立した。YAML形式の入力ファイルを採用することで、プログラミングなしに安全かつ簡便にQCLO法を利用したタンパク質電子状態計算が可能となった。開発したソースコードはインターネット上に公開済みである...
【化学】基礎化学:振動分光電子状態を含む研究件
❏キラリティーの超高感度計測:ヘテロダイン検出キラル電子和周波発生分光法の開発(19K22159)
【研究テーマ】
【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2021-03-31
【研究代表者】奥野 将成 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (00719065)
【キーワード】非線形分光 / キラリティー / 振動分光 / 電子状態 / 界面・表面
【概要】本研究では、超広帯域光を用いた電子和周波発生分光法の開発を目的とした。そのためにまず、高繰り返しのピコ秒レーザーを用いた超広帯域光の発生を行った。ラージモードエリアのフォトニック結晶ファイバーに、偏光および焦点の大きさを制御したピコ秒レーザーを集光することで、可視域~近赤外域に超広帯域スペクトルを得ることに成功した。キラル和周波発生に応用する前段階として、この超広帯域光を用いて石英結晶における和周...
❏表面分光による液体金属表面の電子状態解明と化学反応探索(16K13681)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】液体金属 / 表面 / 清浄表面 / 光電子分光 / 酸化 (他13件)
【概要】液体金属表面の光電子分光測定用にサンプルホルダーを試作した。液体金属試料として、無害で蒸気圧が低いGaInを選んだ。まず、大気中から真空チェンバーに導入したそのままの状態のXPS測定を行なった。その結果、表面は数層にわたりGa酸化物で覆われていることがわかった。次に、液体金属の表面を清浄化するために、液体窒素で冷却しGaInを固化してArイオン・スパッタリングを行なった。表面のGa酸化物はほぼ無く...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
【化学】基礎化学:光電子分光法電子状態を含む研究件
❏紫外線・真空紫外線を用いた光電子・逆光電子分光法による強相関物質の電子状態(16684010)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2004 - 2006
【研究代表者】溝川 貴司 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 助教授 (90251397)
【キーワード】強相関電子系 / 物性実験 / スピネレクトロニクス / 強相関エレクトロニクス / 光物性 (他12件)
【概要】金属絶縁体転移を示す欠損ペロブスカイトRBaCo_2O_<6-δ>(R=Tb, Nd;δ=0.5, 1.0)、低温で重い電子的挙動を示すペロブスカイトCaCu_3Ru_4O_<12>、特異なスピン軌道秩序を示すスピネルAV_2O_4(A=Li, Zn, Cd)の電子状態を表面敏感な真空紫外線光電子分光およびパルク敏感なX線光電子分光によって研究した。特に、RBaCo_2O_...
❏化合物半導体マイクロクラスターの電子物性と光物性(09740443)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 酸化ゲルマニウム / HOMO-LUMOギャップ / 光電子分光 / ハロゲンドープ法 (他11件)
【概要】本研究では、前年度に引き続いて光イオン化法や光電子分光法を用いて化合物半導体クラスターの電子物性を明らかにするとともに、新たに発光スペクトルを測定して、電子物性と光物性とを結び付けて考察した。本年度は前年度のゲルマニウムクラスターの成果を踏まえて、化合物半導体の1つとして、酸化ゲルマニウムとシアン化鋼を重点的に取り上げた。測定では、酸化ゲルマニウムクラスターを気相中で負イオン化することにより、その...
【化学】基礎化学:量子化学電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質電子構造DBシステムの構築(15K20929)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】蛋白質 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 電子状態 / 電子状態計算 / タンパク質 (他9件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、計算構造モデリングの自動化とQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行い、タンパク質電子状態データベースへの計算事例追加をより加速させるための基盤技術を確立した。YAML形式の入力ファイルを採用することで、プログラミングなしに安全かつ簡便にQCLO法を利用したタンパク質電子状態計算が可能となった。開発したソースコードはインターネット上に公開済みである...
❏タンパク質の自動量子化学計算法と電子状態DBの開発(25730174)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】量子化学 / タンパク質 / 電子状態計算 / 電子構造 / 密度汎関数法 (他6件)
【概要】タンパク質の電子状態計算結果は、タンパク質の物性・反応性を理解する上で有益な情報を与える。タンパク質のような巨大分子の電子状態計算において、分子モデリング・電子状態計算ともに工程が複雑で達成が難しく、試行錯誤が必要であった。本研究では、分子モデリングに必要な処理を自動的に行うプログラムを作成し、また電子状態計算処理をほぼ自動的に効率良く行う計算方法を確立した。作成したプログラムはインターネット上に...
【化学】基礎化学:分子構造電子状態を含む研究件
❏生理活性分子の励起状態ダイナミックス:ピコ秒・ナノ秒時間分解振動分光法による研究(15550018)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2003 - 2004
【研究代表者】高橋 博彰 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063622)
【キーワード】分子構造 / 電子状態 / 分子分光 / 生理活性分子 / 励起状態ダイナミックス (他6件)
【概要】研究成果の主なものは以下の通りである。 (1)皮膚病の光治療薬である8-メトキシソラーレン(8-MOP)は、同族化合物のソラーレン(Ps)や5-メトキシソラーレン(5-MOP)とは光化学反応が全く異なることを明らかにした。ピコ秒時間分解吸収スペクトルの測定により、8-MOPの最低励起一重項状態S_1と最低励起三重項状態T_1はPsや5-MOPのそれらと吸収の位置および寿命が全く異なり、特に8-MO...
❏蛋白質ナノチューブの第一原理電子論(13440127)
【研究テーマ】物理学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】武田 京三郎 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40277851)
【キーワード】タンパク質ナノチューブ / タンパク質ナノリング / 数理構造解析 / 非経験的分子軌道理論 / D, L交互アミノ酸リング (他20件)
【概要】本研究では20種類のアミノ酸連鎖から成るペプチドナノリング(PNR)やその積層構造であるペプチドナノチューブ(PNT)の分子設計を目的に、安定分子構造や電子状態の解明を試みた。特にペプチドナノリングやナノチューブの持つ構造多様性に注目し、構成アミノ酸の種類や数の相違が分子構造や電子状態に与える影響について理論計算に基づく詳細な議論を行った。さらに実際に数種のペプチドナノチューブの合成と分子形状観察...
【総合理工】応用物理学:プローブ顕微鏡電子状態を含む研究件
❏グラフェン欠陥構造に現れる局在スピン状態の制御(17K04971)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理学院, 特任准教授 (70422558)
【キーワード】ナノグラフェン / 電子輸送 / プローブ顕微鏡 / ブレイクジャンクション / 走査型トンネル顕微鏡 (他11件)
【概要】アセン前駆体の表面重合反応を用いたボトムアップ手法によりジグザグエッジを両端に持つグラフェンナノリボンを合成した。単分子の伝導度計測結果の統計的な解析から、数ナノメートル程度の分子長を示すグラフェンナノリボンは高い電気伝導度を示すことが分かった(>0.1 G0、G0= 2e^2/h)。また、分子長が数ナノメートル程度のグラフェンナノリボンについて、理論計算を行った。その結果、グラフェンナノリボンに...
❏酸化構造を鋳型としたグラフェン端の作製と評価(23750150)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理工学研究科, 流動研究員 (70422558)
【キーワード】グラフェン / 電子状態 / プローブ顕微鏡 / ナノ炭素材料 / 表面・界面物性 (他6件)
【概要】グラフェンの酸化反応とプローブ顕微鏡原子マニピュレーション技術を駆使してナノグラフェンのエッジ状態の作製し、その電子状態の解明を行った。酸化によりパイ電子ネットワークが分断された、ナノフラグメントの作製に成功した。約1-10nm程度のサイズのパイ電子ネットワークでは量子サイズ効果が顕著に現れ多彩な電子状態を示すことが確かめられた。また、2種類の典型的なエッジ構造に特徴的な電子状態の確認に成功した[...
【総合理工】応用物理学:走査型トンネル顕微鏡(STM)電子状態を含む研究件
❏グラフェン欠陥構造に現れる局在スピン状態の制御(17K04971)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理学院, 特任准教授 (70422558)
【キーワード】ナノグラフェン / 電子輸送 / プローブ顕微鏡 / ブレイクジャンクション / 走査型トンネル顕微鏡 (他11件)
【概要】アセン前駆体の表面重合反応を用いたボトムアップ手法によりジグザグエッジを両端に持つグラフェンナノリボンを合成した。単分子の伝導度計測結果の統計的な解析から、数ナノメートル程度の分子長を示すグラフェンナノリボンは高い電気伝導度を示すことが分かった(>0.1 G0、G0= 2e^2/h)。また、分子長が数ナノメートル程度のグラフェンナノリボンについて、理論計算を行った。その結果、グラフェンナノリボンに...
❏表面電子励起状態および吸着子のダイナミクス(21244048)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】小森 文夫 東京大学, 物性研究所, 教授 (60170388)
【キーワード】グラフェン / ゲルマニウム表面 / 電子状態 / 走査トンネル顕微鏡 / 光電子分光 (他7件)
【概要】固体表面に局在した低次元電子状態を対象に、表面原子および電子状態の知識を基礎として、電子と原子の動き方を調べる研究を行った。新たに創製した1次元的なナノ構造をもつ表面系では、それらの電子状態分布と電子運動量の緩和時間に一軸性の異方性があることをみいだした。表面電子系が局所的にエネルギーを受け取り、そのエネルギーが表面原子系に移り、その振動を引き起こし、最終的に表面原子移動に至ることを明らかにした。...
❏超伝導・超流動体における、時間反転対称性をもつ量子渦の理論(17540314)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】加藤 雄介 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 准教授 (20261547)
【キーワード】超伝導 / 超流動 / 量子渦 / 不純物効果 / アンデレーエフ束縛状態 (他17件)
【概要】時間反転対称性をもつ超伝導渦における不純物効果を調べるために、不純物効果とギャップ方程式の両方を自己無撞着に数値的に解き、超伝導渦まわりのエネルギーギャップの空間依存性の温度変化を調べた。その結果、カイラルP波超伝導体における渦糸まわりでは不純物効果が効かず、渦半径の収縮効果(Kramer-Pesch効果)が極低温まで観測され得ることを理論的に示すことが出来た.これは参照のために行ったS波超伝導渦...
【工学】材料工学:正10角形相電子状態を含む研究件
❏STMによる準結晶の原子構造と電子状態に関する研究(14550649)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】枝川 圭一 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (20223654)
【キーワード】準結晶 / 正10角形準結晶 / 走査トンネル顕微鏡 / トンネル分光 / フェイゾン歪 (他11件)
【概要】本研究では、STM法およびSTS法を用いて準結晶の原子構造および電子状態を調べることを目的に以下の実験を行った。試料はチョコラルスキー法により作製したAl-Ni-Co系正10角形準結晶の単結晶を用い、超高真空(〜2.3×10^<-8>Pa)中でSTM観察およびトンネル分光測定を行った。STM観察では、i)原子配列の準周期秩序の完全性が高いこと、ii)2種類の準周期面が10_5らせん対称...
❏2次元準結晶の電子状態に関する研究(06452054)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】竹内 伸 東京大学, 物性研究所, 教授 (60013512)
【キーワード】準結晶 / 正10角形相 / 電子状態 / 走査トンネル顕微鏡 / 電子の局在 (他6件)
【概要】1. Al-Pd-Fe およびAl-Co系の2種類の合金系について、溶融状態から徐冷することによって、格子定数が数ナノメートルの正10角形相の高次の近似結晶を作成した。その電気抵抗の異方性を測定したところ、c軸方向の電気抵抗が金属的にふるまうのみ対し、疑準結晶面内の電気抵抗は約一桁大きく温度依存性は極端に小さく、従来測定してきた何種類かの正10角形相準結晶の異方性と基本的に同じ結果が得られた。この...
【工学】電気電子工学:準結晶電子状態を含む研究件
❏STMによる準結晶の原子構造と電子状態に関する研究(14550649)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002 - 2003
【研究代表者】枝川 圭一 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (20223654)
【キーワード】準結晶 / 正10角形準結晶 / 走査トンネル顕微鏡 / トンネル分光 / フェイゾン歪 (他11件)
【概要】本研究では、STM法およびSTS法を用いて準結晶の原子構造および電子状態を調べることを目的に以下の実験を行った。試料はチョコラルスキー法により作製したAl-Ni-Co系正10角形準結晶の単結晶を用い、超高真空(〜2.3×10^<-8>Pa)中でSTM観察およびトンネル分光測定を行った。STM観察では、i)原子配列の準周期秩序の完全性が高いこと、ii)2種類の準周期面が10_5らせん対称...
❏2次元準結晶の電子状態に関する研究(06452054)
【研究テーマ】固体物性Ⅱ(磁性・金属・低温)
【研究種目】一般研究(B)
【研究期間】1994 - 1995
【研究代表者】竹内 伸 東京大学, 物性研究所, 教授 (60013512)
【キーワード】準結晶 / 正10角形相 / 電子状態 / 走査トンネル顕微鏡 / 電子の局在 (他6件)
【概要】1. Al-Pd-Fe およびAl-Co系の2種類の合金系について、溶融状態から徐冷することによって、格子定数が数ナノメートルの正10角形相の高次の近似結晶を作成した。その電気抵抗の異方性を測定したところ、c軸方向の電気抵抗が金属的にふるまうのみ対し、疑準結晶面内の電気抵抗は約一桁大きく温度依存性は極端に小さく、従来測定してきた何種類かの正10角形相準結晶の異方性と基本的に同じ結果が得られた。この...
【工学】電気電子工学:電子状態計算電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質電子構造DBシステムの構築(15K20929)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】蛋白質 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 電子状態 / 電子状態計算 / タンパク質 (他9件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、計算構造モデリングの自動化とQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行い、タンパク質電子状態データベースへの計算事例追加をより加速させるための基盤技術を確立した。YAML形式の入力ファイルを採用することで、プログラミングなしに安全かつ簡便にQCLO法を利用したタンパク質電子状態計算が可能となった。開発したソースコードはインターネット上に公開済みである...
❏タンパク質の自動量子化学計算法と電子状態DBの開発(25730174)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】量子化学 / タンパク質 / 電子状態計算 / 電子構造 / 密度汎関数法 (他6件)
【概要】タンパク質の電子状態計算結果は、タンパク質の物性・反応性を理解する上で有益な情報を与える。タンパク質のような巨大分子の電子状態計算において、分子モデリング・電子状態計算ともに工程が複雑で達成が難しく、試行錯誤が必要であった。本研究では、分子モデリングに必要な処理を自動的に行うプログラムを作成し、また電子状態計算処理をほぼ自動的に効率良く行う計算方法を確立した。作成したプログラムはインターネット上に...
【工学】構造・機能材料:界面構造電子状態を含む研究件
❏半絶縁性SiC上ウェハスケールグラフェンはエレクトロニクス応用に最適なのか?(18H01889)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】乗松 航 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30409669)
【キーワード】グラフェン / 表面 / 界面構造 / 成長技術 / 界面 (他9件)
【概要】本研究では、SiC熱分解法により成長したグラフェンのキャリア移動度に影響を与える因子とその寄与を明らかにするために研究を行った。得られた実験結果から、グラフェンの質については他の手法との顕著な差はない一方で、熱分解後のSiC基板における欠陥が移動度を低下させていることが示唆された。グラフェン/SiC界面構造の影響について、高圧水素によるインターカレーションを行い、インターカレーションの初期過程にお...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
【工学】構造・機能材料:ドーバント電子状態を含む研究件
❏第一原理計算に基づいたドーパントレベルの定量化と材料機能設計(21760517)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】ドーパント / 点欠陥 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態 (他7件)
【概要】ドーパントや固有点欠陥の電子レベルは,ドーパント・固有点欠陥由来の電気,光学,磁気特性を制御・設計する上で最も基本的な情報である.本研究では,半導体や絶縁体中のドーパントおよび固有点欠陥の電子レベルを,第一原理計算に基づいて定量的に評価する手法を確立した.また,この手法を種々の機能性酸化物や化合物半導体などに応用することで,ドーパント・固有点欠陥由来の機能を予測した. ...
❏チタン酸ストロンチウム結晶中の転位に形成させたナノ細線デバイスの作成(21360306)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】山本 剛久 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20220478)
【キーワード】チタン酸ストロンチウム / 転位 / 細線 / ドーパント / 原子構造 (他16件)
【概要】結晶中の一次元欠陥の一つである転位は、転位コアを中心とした数ナノメートルの領域に応力場が存在するため、転位線に沿って高速な拡散を示すことが知られている。この特異な現象を利用して転位コアへ添加物などを優先的に拡散させるとバルク中に転位コアを中心としたナノ細線を作製することが可能となる。本研究では、この現象を利用してチタン酸ストロンチウムや化合物半導体の転位へドーパントを添加してナノ細線を作製し、その...
【工学】構造・機能材料:磁性材料電子状態を含む研究件
❏第一原理計算による機能材料界面の原子構造と量子輸送特性の解明(16F16705)
【研究テーマ】結晶工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2016-07-27 - 2019-03-31
【研究代表者】幾原 雄一 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (70192474)
【キーワード】第一原理計算 / 走査透過型電子顕微鏡法 / 異種界面 / 電子状態 / 双晶 (他8件)
【概要】本研究では、機能材料中の異種界面および双晶界面の原子構造と電子状態について、最先端の原子分解能走査透過型電子顕微鏡法(STEM)と密度汎関数法による第一原理計算により研究を行った。 金属と酸化物により形成される異種界面では、界面の原子構造が機能特性に多大な影響を及ぼす。また、界面の原子構造と電子状態は、酸化物結晶の界面における極性に依存して大きく異なると考えられる。本研究では、分子線エピタキシー法...
❏3d遷移金属および希土類合金の硬X線発光磁気円二色性の研究(13450257)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】七尾 進 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (60013231)
【キーワード】放射光X線 / X線発光 / 磁気円二色性 / 磁性材料 / 磁性電子 (他9件)
【概要】本研究は、X線によって物質中の電子が中間状態に励起された後の2次光学過程から放出されるX線のエネルギースペクトル(XES)においてスピン情報をもったXES、すなわちMCD-XESの測定法の開発と遷移金属および希土類金属への応用を目的としている。 最も大きな成果は、KEK-PFにおいてSm-Co合金試料の発光MCDの測定を行い精度のよい測定結果を得るとともに、この実験結果を理論計算グループの計算結果...
【工学】構造・機能材料:電子構造電子状態を含む研究件
❏タンパク質の自動量子化学計算法と電子状態DBの開発(25730174)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】量子化学 / タンパク質 / 電子状態計算 / 電子構造 / 密度汎関数法 (他6件)
【概要】タンパク質の電子状態計算結果は、タンパク質の物性・反応性を理解する上で有益な情報を与える。タンパク質のような巨大分子の電子状態計算において、分子モデリング・電子状態計算ともに工程が複雑で達成が難しく、試行錯誤が必要であった。本研究では、分子モデリングに必要な処理を自動的に行うプログラムを作成し、また電子状態計算処理をほぼ自動的に効率良く行う計算方法を確立した。作成したプログラムはインターネット上に...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
❏軟X線発光分光の開発とタンパク質、DNA等の生体物質の電子状態の研究(16104004)
【研究テーマ】物性Ⅰ
【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2004 - 2008
【研究代表者】辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
【キーワード】タンパク質 / DNA / 軟X線発光スペクトル / アミノ酸 / 電子状態 (他19件)
【概要】高効率で、高エネルギー分解能を持った軟X線発光分光器及び、フロー型の溶液セルを開発する事によって、金属タンパク質やDNA 等の水を含んだ生体物質, アミノ酸、酢酸、水等の関連物質の電子状態の研究を行った。タンパク質ミオグロビンにおいては、電荷移動エネルギーが著しく小さくなっており、吸着分子の違いによって、スピンや価数が容易にコントロールされていることがわかった。 ...
【工学】移動現象および単位操作:密度汎関数法電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質の自動量子化学計算法と電子状態DBの開発(25730174)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】量子化学 / タンパク質 / 電子状態計算 / 電子構造 / 密度汎関数法 (他6件)
【概要】タンパク質の電子状態計算結果は、タンパク質の物性・反応性を理解する上で有益な情報を与える。タンパク質のような巨大分子の電子状態計算において、分子モデリング・電子状態計算ともに工程が複雑で達成が難しく、試行錯誤が必要であった。本研究では、分子モデリングに必要な処理を自動的に行うプログラムを作成し、また電子状態計算処理をほぼ自動的に効率良く行う計算方法を確立した。作成したプログラムはインターネット上に...
【工学】総合工学:酸化物電子状態を含む研究件
❏固体表面における高感度スピン検出法の開発と遷移金属酸化物への応用(17H01057)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福谷 克之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10228900)
【キーワード】固体表面 / スピン / 水素 / 電子状態 / 偏極 (他11件)
【概要】本研究では,スピン偏極水素原子・水素分子線の開発を行い,固体表面での吸着・散乱にともなうスピン状態変化をレーザー分光法を用いて観測するあらたな実験手法の開発を行った.これを用いて,固体表面での化学吸着状態における水素分子の核スピン転換速度を求め,スピン転換と回転緩和機構の解明を行った.遷移金属酸化物表面における水素誘起電子状態を調べ,水素―表面間の電荷移動に起因する局在状態と非局在状態が存在するこ...
❏強相関遷移金属酸化物量子井戸を用いた電子構造制御による新奇量子物性探索(26870843)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】小林 正起 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 特任助教 (30508198)
【キーワード】強相関電子系 / 角度分解光電子分光 / 薄膜 / 放射光 / 遷移金属酸化物 (他9件)
【概要】近年、強相関遷移金属酸化物SrVO3極薄膜において、膜厚方向に伸びたd軌道由来のバンドが量子化する金属量子井戸(QW)状態が発見された。本研究は、薄膜構造によりこのQW状態の波動関数を制御することで、強相関金属QWを用いた超格子などのデバイス展開に向けた、新たな量子物性の探索及び物質設計の基盤を築くことを目的とした。 その目的のため、SrVO3極薄膜や多層膜構造におけるQW状態を角度分解光電子分光...
❏第一原理計算に基づいたドーパントレベルの定量化と材料機能設計(21760517)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】ドーパント / 点欠陥 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態 (他7件)
【概要】ドーパントや固有点欠陥の電子レベルは,ドーパント・固有点欠陥由来の電気,光学,磁気特性を制御・設計する上で最も基本的な情報である.本研究では,半導体や絶縁体中のドーパントおよび固有点欠陥の電子レベルを,第一原理計算に基づいて定量的に評価する手法を確立した.また,この手法を種々の機能性酸化物や化合物半導体などに応用することで,ドーパント・固有点欠陥由来の機能を予測した. ...
【工学】総合工学:半導体電子状態を含む研究件
❏第一原理計算の段階的高精度化に基づいたヘテロ界面の定量(23686089)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】界面 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態
【概要】酸化物半導体・絶縁体ヘテロ界面や太陽電池用化合物半導体ヘテロ界面の構造および機能を設計する上で,界面を原子・電子レベルで定量化することが不可欠となる.本研究では,第一原理計算の段階的な高精度化に基づいた定量的計算手法を開発し,これをマクロ解析および検証実験との連携のもとでヘテロ界面に応用し,界面構造・機能に関するデータセットを構築した.さらに,界面機能を決定する諸因子に基づいたデータセットのスクリ...
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
❏第一原理計算に基づいたドーパントレベルの定量化と材料機能設計(21760517)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2010
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】ドーパント / 点欠陥 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態 (他7件)
【概要】ドーパントや固有点欠陥の電子レベルは,ドーパント・固有点欠陥由来の電気,光学,磁気特性を制御・設計する上で最も基本的な情報である.本研究では,半導体や絶縁体中のドーパントおよび固有点欠陥の電子レベルを,第一原理計算に基づいて定量的に評価する手法を確立した.また,この手法を種々の機能性酸化物や化合物半導体などに応用することで,ドーパント・固有点欠陥由来の機能を予測した. ...
【工学】総合工学:電荷移動電子状態を含む研究件
❏化学修飾半導体表面-集合有機分子系の界面構造と電荷移動ダイナミクス(22360017)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】有機分子 / 表面界面 / 半導体 / 光電子分光 / 電荷移動 (他14件)
【概要】本研究では,ナノスケールで制御された新奇な集合有機分子-シリコン半導体基板ハイブリッド系デバイスの探索を目的として,化学的に修飾されたシリコン半導体表面に有機単分子層および有機多層膜を構築し,その界面構造と電子状態を,放射光分光,走査トンネル顕微鏡,透過赤外吸収分光,光電子分光,4探針表面電気伝導測定で研究した ...
❏分子軌道法を基にした分子動力学法の非晶質酸化物への適用(13650734)
【研究テーマ】無機材料・物性
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2001 - 2003
【研究代表者】井上 博之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10193608)
【キーワード】分子動力学法 / ガラス構造 / 分子軌道法 / 3体ポテンシャル / SiO_2ガラス (他14件)
【概要】本研究は、分子軌道法を用いて、電子状態を考慮したポテンシャルエネルギーを分子動力学法に導入する方法を検討し、ガラス状態の物質へ適用することを目的とした。具体的には、非経験的分子軌道法のひとつであるGAMESSを用いて、基本構造となるクラスタのポテンシャルエネルギーを求め、これを原子間距離の関数(2体)あるいは原子角の関数(3体)のポテンシャルの関数で分解することにより、ポテンシャル関数のパラメータ...
【工学】総合工学:第一原理計算電子状態を含む研究件
❏第一原理計算による機能材料界面の原子構造と量子輸送特性の解明(16F16705)
【研究テーマ】結晶工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2016-07-27 - 2019-03-31
【研究代表者】幾原 雄一 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (70192474)
【キーワード】第一原理計算 / 走査透過型電子顕微鏡法 / 異種界面 / 電子状態 / 双晶 (他8件)
【概要】本研究では、機能材料中の異種界面および双晶界面の原子構造と電子状態について、最先端の原子分解能走査透過型電子顕微鏡法(STEM)と密度汎関数法による第一原理計算により研究を行った。 金属と酸化物により形成される異種界面では、界面の原子構造が機能特性に多大な影響を及ぼす。また、界面の原子構造と電子状態は、酸化物結晶の界面における極性に依存して大きく異なると考えられる。本研究では、分子線エピタキシー法...
❏水素の量子性による電子状態における断熱近似の破れ(25620009)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】関場 大一郎 筑波大学, 数理物質系, 講師 (20396807)
【キーワード】水素 / 断熱近似 / 軟X線発光分光 / 軟X線ラマン散乱 / 第一原理計算 (他8件)
【概要】Mg2FeH6とMg2FeD6の電子状態を放射光を用いて比較研究を行った。Fe2p電子をフェルミ面直上の空状態に共鳴励起し、X線の非弾性散乱成分を観察した。ddギャップに相当する2.6eVの電子ラマン散乱の他に、100meV程度の振動ラマン散乱を観察できた。振動ラマン散乱はFe-HまたはFe-Dの対称伸縮モードが主成分であり、それは√2倍の同位体効果から支持される。振動ラマン散乱はフィッティングに...
❏第一原理計算の段階的高精度化に基づいたヘテロ界面の定量(23686089)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】界面 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態
【概要】酸化物半導体・絶縁体ヘテロ界面や太陽電池用化合物半導体ヘテロ界面の構造および機能を設計する上で,界面を原子・電子レベルで定量化することが不可欠となる.本研究では,第一原理計算の段階的な高精度化に基づいた定量的計算手法を開発し,これをマクロ解析および検証実験との連携のもとでヘテロ界面に応用し,界面構造・機能に関するデータセットを構築した.さらに,界面機能を決定する諸因子に基づいたデータセットのスクリ...
【工学】総合工学:表面電子状態を含む研究件
❏半絶縁性SiC上ウェハスケールグラフェンはエレクトロニクス応用に最適なのか?(18H01889)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】乗松 航 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30409669)
【キーワード】グラフェン / 表面 / 界面構造 / 成長技術 / 界面 (他9件)
【概要】本研究では、SiC熱分解法により成長したグラフェンのキャリア移動度に影響を与える因子とその寄与を明らかにするために研究を行った。得られた実験結果から、グラフェンの質については他の手法との顕著な差はない一方で、熱分解後のSiC基板における欠陥が移動度を低下させていることが示唆された。グラフェン/SiC界面構造の影響について、高圧水素によるインターカレーションを行い、インターカレーションの初期過程にお...
❏固体表面における高感度スピン検出法の開発と遷移金属酸化物への応用(17H01057)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福谷 克之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10228900)
【キーワード】固体表面 / スピン / 水素 / 電子状態 / 偏極 (他11件)
【概要】本研究では,スピン偏極水素原子・水素分子線の開発を行い,固体表面での吸着・散乱にともなうスピン状態変化をレーザー分光法を用いて観測するあらたな実験手法の開発を行った.これを用いて,固体表面での化学吸着状態における水素分子の核スピン転換速度を求め,スピン転換と回転緩和機構の解明を行った.遷移金属酸化物表面における水素誘起電子状態を調べ,水素―表面間の電荷移動に起因する局在状態と非局在状態が存在するこ...
❏表面分光による液体金属表面の電子状態解明と化学反応探索(16K13681)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】液体金属 / 表面 / 清浄表面 / 光電子分光 / 酸化 (他13件)
【概要】液体金属表面の光電子分光測定用にサンプルホルダーを試作した。液体金属試料として、無害で蒸気圧が低いGaInを選んだ。まず、大気中から真空チェンバーに導入したそのままの状態のXPS測定を行なった。その結果、表面は数層にわたりGa酸化物で覆われていることがわかった。次に、液体金属の表面を清浄化するために、液体窒素で冷却しGaInを固化してArイオン・スパッタリングを行なった。表面のGa酸化物はほぼ無く...
【工学】総合工学:界面電子状態を含む研究件
❏半絶縁性SiC上ウェハスケールグラフェンはエレクトロニクス応用に最適なのか?(18H01889)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】乗松 航 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30409669)
【キーワード】グラフェン / 表面 / 界面構造 / 成長技術 / 界面 (他9件)
【概要】本研究では、SiC熱分解法により成長したグラフェンのキャリア移動度に影響を与える因子とその寄与を明らかにするために研究を行った。得られた実験結果から、グラフェンの質については他の手法との顕著な差はない一方で、熱分解後のSiC基板における欠陥が移動度を低下させていることが示唆された。グラフェン/SiC界面構造の影響について、高圧水素によるインターカレーションを行い、インターカレーションの初期過程にお...
❏表面分光による液体金属表面の電子状態解明と化学反応探索(16K13681)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
【キーワード】液体金属 / 表面 / 清浄表面 / 光電子分光 / 酸化 (他13件)
【概要】液体金属表面の光電子分光測定用にサンプルホルダーを試作した。液体金属試料として、無害で蒸気圧が低いGaInを選んだ。まず、大気中から真空チェンバーに導入したそのままの状態のXPS測定を行なった。その結果、表面は数層にわたりGa酸化物で覆われていることがわかった。次に、液体金属の表面を清浄化するために、液体窒素で冷却しGaInを固化してArイオン・スパッタリングを行なった。表面のGa酸化物はほぼ無く...
❏第一原理計算の段階的高精度化に基づいたヘテロ界面の定量(23686089)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】大場 史康 京都大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90378795)
【キーワード】界面 / 半導体 / 第一原理計算 / 電子状態
【概要】酸化物半導体・絶縁体ヘテロ界面や太陽電池用化合物半導体ヘテロ界面の構造および機能を設計する上で,界面を原子・電子レベルで定量化することが不可欠となる.本研究では,第一原理計算の段階的な高精度化に基づいた定量的計算手法を開発し,これをマクロ解析および検証実験との連携のもとでヘテロ界面に応用し,界面構造・機能に関するデータセットを構築した.さらに,界面機能を決定する諸因子に基づいたデータセットのスクリ...
【工学】総合工学:クラスター電子状態を含む研究件
❏気相有機金属ナノクラスターの固定基板作製法と評価法の開発(17750017)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】宮島 謙 慶應大, 理工学部, 研究員 (20365456)
【キーワード】クラスター / ナノ材料 / 電子状態
【概要】平成17年度は、(1)クラスター蒸着基板表面の評価法の確立に向けた超高真空装置の構築、(2)有機金属クラスター源の改良、および(3)有機金属多層サンドイッチクラスターの磁気モーメントの研究を行った。(1)表面分析用超高真空ミューメタルチャンバーシステムの構築および10^<-10>torr台の真空度達成、電子エネルギーアナライザーと自作サンプルホルダーの動作確認、清浄Cu(111)表面の...
❏化合物半導体マイクロクラスターの電子物性と光物性(09740443)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】奨励研究(A)
【研究期間】1997 - 1998
【研究代表者】中嶋 敦 慶應義塾大学, 理工学部, 助教授 (30217715)
【キーワード】クラスター / 酸化ゲルマニウム / HOMO-LUMOギャップ / 光電子分光 / ハロゲンドープ法 (他11件)
【概要】本研究では、前年度に引き続いて光イオン化法や光電子分光法を用いて化合物半導体クラスターの電子物性を明らかにするとともに、新たに発光スペクトルを測定して、電子物性と光物性とを結び付けて考察した。本年度は前年度のゲルマニウムクラスターの成果を踏まえて、化合物半導体の1つとして、酸化ゲルマニウムとシアン化鋼を重点的に取り上げた。測定では、酸化ゲルマニウムクラスターを気相中で負イオン化することにより、その...
【工学】総合工学:グラフェン電子状態を含む研究件
❏半絶縁性SiC上ウェハスケールグラフェンはエレクトロニクス応用に最適なのか?(18H01889)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】乗松 航 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (30409669)
【キーワード】グラフェン / 表面 / 界面構造 / 成長技術 / 界面 (他9件)
【概要】本研究では、SiC熱分解法により成長したグラフェンのキャリア移動度に影響を与える因子とその寄与を明らかにするために研究を行った。得られた実験結果から、グラフェンの質については他の手法との顕著な差はない一方で、熱分解後のSiC基板における欠陥が移動度を低下させていることが示唆された。グラフェン/SiC界面構造の影響について、高圧水素によるインターカレーションを行い、インターカレーションの初期過程にお...
❏グラフェン欠陥構造に現れる局在スピン状態の制御(17K04971)
【研究テーマ】ナノ構造化学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理学院, 特任准教授 (70422558)
【キーワード】ナノグラフェン / 電子輸送 / プローブ顕微鏡 / ブレイクジャンクション / 走査型トンネル顕微鏡 (他11件)
【概要】アセン前駆体の表面重合反応を用いたボトムアップ手法によりジグザグエッジを両端に持つグラフェンナノリボンを合成した。単分子の伝導度計測結果の統計的な解析から、数ナノメートル程度の分子長を示すグラフェンナノリボンは高い電気伝導度を示すことが分かった(>0.1 G0、G0= 2e^2/h)。また、分子長が数ナノメートル程度のグラフェンナノリボンについて、理論計算を行った。その結果、グラフェンナノリボンに...
❏酸化構造を鋳型としたグラフェン端の作製と評価(23750150)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理工学研究科, 流動研究員 (70422558)
【キーワード】グラフェン / 電子状態 / プローブ顕微鏡 / ナノ炭素材料 / 表面・界面物性 (他6件)
【概要】グラフェンの酸化反応とプローブ顕微鏡原子マニピュレーション技術を駆使してナノグラフェンのエッジ状態の作製し、その電子状態の解明を行った。酸化によりパイ電子ネットワークが分断された、ナノフラグメントの作製に成功した。約1-10nm程度のサイズのパイ電子ネットワークでは量子サイズ効果が顕著に現れ多彩な電子状態を示すことが確かめられた。また、2種類の典型的なエッジ構造に特徴的な電子状態の確認に成功した[...
【工学】総合工学:セラミクス電子状態を含む研究件
❏第一原理計算による機能材料界面の原子構造と量子輸送特性の解明(16F16705)
【研究テーマ】結晶工学
【研究種目】特別研究員奨励費
【研究期間】2016-07-27 - 2019-03-31
【研究代表者】幾原 雄一 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授 (70192474)
【キーワード】第一原理計算 / 走査透過型電子顕微鏡法 / 異種界面 / 電子状態 / 双晶 (他8件)
【概要】本研究では、機能材料中の異種界面および双晶界面の原子構造と電子状態について、最先端の原子分解能走査透過型電子顕微鏡法(STEM)と密度汎関数法による第一原理計算により研究を行った。 金属と酸化物により形成される異種界面では、界面の原子構造が機能特性に多大な影響を及ぼす。また、界面の原子構造と電子状態は、酸化物結晶の界面における極性に依存して大きく異なると考えられる。本研究では、分子線エピタキシー法...
❏酸化物セラミックスのナノ界面固相反応と物質輸送現象の原理解明(19686042)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】吉田 英弘 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, 主幹研究員 (80313021)
【キーワード】セラミックス / 粒界・界面 / ナノ構造 / 拡散 / 焼結 (他9件)
【概要】酸化物セラミックス多結晶体を対象とし、ナノ界面における固相反応を原子構造・電場・応力場・温度等によって制御することで、セラミックスのイオン伝導や焼結挙動、高温変形・超塑性変形能におけるユニークな物質輸送現象の発現に成功した。また、ナノ界面における拡散現象や界面エネルギーの評価を通じ、原子・電子構造およびその外場との相互作用に基づいた物質輸送現象の原理解明を図ると共に、輸送現象発現のための材料設計指...
【工学】総合工学:ナノ材料電子状態を含む研究件
❏酸化構造を鋳型としたグラフェン端の作製と評価(23750150)
【研究テーマ】機能物質化学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【研究代表者】藤井 慎太郎 東京工業大学, 理工学研究科, 流動研究員 (70422558)
【キーワード】グラフェン / 電子状態 / プローブ顕微鏡 / ナノ炭素材料 / 表面・界面物性 (他6件)
【概要】グラフェンの酸化反応とプローブ顕微鏡原子マニピュレーション技術を駆使してナノグラフェンのエッジ状態の作製し、その電子状態の解明を行った。酸化によりパイ電子ネットワークが分断された、ナノフラグメントの作製に成功した。約1-10nm程度のサイズのパイ電子ネットワークでは量子サイズ効果が顕著に現れ多彩な電子状態を示すことが確かめられた。また、2種類の典型的なエッジ構造に特徴的な電子状態の確認に成功した[...
❏チタン酸ストロンチウム結晶中の転位に形成させたナノ細線デバイスの作成(21360306)
【研究テーマ】金属物性
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】山本 剛久 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (20220478)
【キーワード】チタン酸ストロンチウム / 転位 / 細線 / ドーパント / 原子構造 (他16件)
【概要】結晶中の一次元欠陥の一つである転位は、転位コアを中心とした数ナノメートルの領域に応力場が存在するため、転位線に沿って高速な拡散を示すことが知られている。この特異な現象を利用して転位コアへ添加物などを優先的に拡散させるとバルク中に転位コアを中心としたナノ細線を作製することが可能となる。本研究では、この現象を利用してチタン酸ストロンチウムや化合物半導体の転位へドーパントを添加してナノ細線を作製し、その...
❏酸化物セラミックスのナノ界面固相反応と物質輸送現象の原理解明(19686042)
【研究テーマ】構造・機能材料
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2007 - 2009
【研究代表者】吉田 英弘 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノセラミックスセンター, 主幹研究員 (80313021)
【キーワード】セラミックス / 粒界・界面 / ナノ構造 / 拡散 / 焼結 (他9件)
【概要】酸化物セラミックス多結晶体を対象とし、ナノ界面における固相反応を原子構造・電場・応力場・温度等によって制御することで、セラミックスのイオン伝導や焼結挙動、高温変形・超塑性変形能におけるユニークな物質輸送現象の発現に成功した。また、ナノ界面における拡散現象や界面エネルギーの評価を通じ、原子・電子構造およびその外場との相互作用に基づいた物質輸送現象の原理解明を図ると共に、輸送現象発現のための材料設計指...
【工学】総合工学:水素電子状態を含む研究件
❏固体表面における高感度スピン検出法の開発と遷移金属酸化物への応用(17H01057)
【研究テーマ】薄膜・表面界面物性
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】福谷 克之 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (10228900)
【キーワード】固体表面 / スピン / 水素 / 電子状態 / 偏極 (他11件)
【概要】本研究では,スピン偏極水素原子・水素分子線の開発を行い,固体表面での吸着・散乱にともなうスピン状態変化をレーザー分光法を用いて観測するあらたな実験手法の開発を行った.これを用いて,固体表面での化学吸着状態における水素分子の核スピン転換速度を求め,スピン転換と回転緩和機構の解明を行った.遷移金属酸化物表面における水素誘起電子状態を調べ,水素―表面間の電荷移動に起因する局在状態と非局在状態が存在するこ...
❏水素の量子性による電子状態における断熱近似の破れ(25620009)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】関場 大一郎 筑波大学, 数理物質系, 講師 (20396807)
【キーワード】水素 / 断熱近似 / 軟X線発光分光 / 軟X線ラマン散乱 / 第一原理計算 (他8件)
【概要】Mg2FeH6とMg2FeD6の電子状態を放射光を用いて比較研究を行った。Fe2p電子をフェルミ面直上の空状態に共鳴励起し、X線の非弾性散乱成分を観察した。ddギャップに相当する2.6eVの電子ラマン散乱の他に、100meV程度の振動ラマン散乱を観察できた。振動ラマン散乱はFe-HまたはFe-Dの対称伸縮モードが主成分であり、それは√2倍の同位体効果から支持される。振動ラマン散乱はフィッティングに...
【医歯薬学】薬学:パラジウム電子状態を含む研究件
❏金属間化合物表面の特異性を利用した触媒機能の解明および高機能触媒の創生(16H04565)
【研究テーマ】触媒・資源化学プロセス
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】小松 隆之 東京工業大学, 理学院, 教授 (40186797)
【キーワード】金属間化合物 / 合金 / 触媒 / 水素化 / 選択性 (他19件)
【概要】金属間化合物は合金の一種であり、2種類の金属原子が規則的な配列すなわち結晶構造をとる。組成の違いによりそれぞれの化合物は特有の結晶構造を持つため、表面における原子配列も化合物により異なる。このような特異な表面は、2種の原子がランダムに配置している通常の固溶体合金には存在しない。我々は遷移元素と典型元素との様々な組み合わせからなる金属間化合物を、ナノメートルサイズの粒子状でシリカゲル表面に形成するこ...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...
【医歯薬学】薬学:タンパク質電子状態を含む研究件
❏タンパク質電子構造DBシステムの拡充(17K00395)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】タンパク質 / 電子状態 / 量子化学 / 電子状態計算 / 密度汎関数法 (他12件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、電子状態計算の高速化・効率化および計算構造モデリングとQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行った。GPUによって電子状態計算の高速化し、メモリマップドファイルによって限られた計算機資源でのタンパク質電子状態計算の達成を実現した。QCLO法に基づく自動計算プログラムの機能追加・改良を施し、入力コードの保守性・視認性を向上させた。電子状態計算に基づく...
❏タンパク質電子構造DBシステムの構築(15K20929)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】蛋白質 / ハイパフォーマンス・コンピューティング / 電子状態 / 電子状態計算 / タンパク質 (他9件)
【概要】タンパク質電子状態計算において、計算構造モデリングの自動化とQCLO法に基づく電子状態計算の自動化に関する研究開発を行い、タンパク質電子状態データベースへの計算事例追加をより加速させるための基盤技術を確立した。YAML形式の入力ファイルを採用することで、プログラミングなしに安全かつ簡便にQCLO法を利用したタンパク質電子状態計算が可能となった。開発したソースコードはインターネット上に公開済みである...
❏タンパク質の自動量子化学計算法と電子状態DBの開発(25730174)
【研究テーマ】生命・健康・医療情報学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】平野 敏行 東京大学, 生産技術研究所, 助教 (60451887)
【キーワード】量子化学 / タンパク質 / 電子状態計算 / 電子構造 / 密度汎関数法 (他6件)
【概要】タンパク質の電子状態計算結果は、タンパク質の物性・反応性を理解する上で有益な情報を与える。タンパク質のような巨大分子の電子状態計算において、分子モデリング・電子状態計算ともに工程が複雑で達成が難しく、試行錯誤が必要であった。本研究では、分子モデリングに必要な処理を自動的に行うプログラムを作成し、また電子状態計算処理をほぼ自動的に効率良く行う計算方法を確立した。作成したプログラムはインターネット上に...
【医歯薬学】看護学:構造電子状態を含む研究件
❏X線吸収微細構造解析による溶融規則ー不規則変態合金の熱力学的過剰量の起源解明(20K22464)
【研究テーマ】
【研究種目】研究活動スタート支援
【研究期間】2020-09-11 - 2023-03-31
【研究代表者】渡邉 学 東京工業大学, 物質理工学院, 助教 (50880283)
【キーワード】規則ー不規則変態 / 蛍光XAFS / 電子状態 / 構造 / 電子物性 (他7件)
【概要】本研究は、規則不規則変態を生じる合金系の溶融状態に着目し、高輝度の放射光が使用できるSPring-8にてXAFS実験をベースに研究を行う。得られたXANES領域から合金化に伴う電子状態の情報の取得し、EXAFS領域から配位数や原子間距離といった構造情報を取得を目指すものである。XAFS実験については、溶融金属を化学反応させるためガスジェット浮遊を使用した。過剰体積が最大になる溶融Fe-Pd合金を対...
❏多環縮合パイ電子系超伝導体の研究(22244045)
【研究テーマ】物性Ⅱ
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】久保園 芳博 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (80221935)
【キーワード】超伝導 / 金属ドーピング / フェナセン系有機分子 / グラフェン / グラファイト (他23件)
【概要】多環縮合炭化水素分子固体に対して、アルカリ金属原子を挿入することによる超伝導相の作製と、電界効果によって電気的な特性を制御することを目指した。アルカリ金属原子の挿入のためには、通常の高温加熱法のほかに、液体アンモニア法、電気化学的な手法を用いた。また、金属ドーピングならびに電界効果、電気化学金属ドーピングについては、有機芳香族系をグラフェン、グラファイト系、さらに、二次元層状無機物質にも拡張した。...
❏物質設計と反応速度解析による新規触媒反応開拓(22350005)
【研究テーマ】物理化学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】佐々木 岳彦 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (90242099)
【キーワード】ナノ結晶 / 反応性 / 構造 / 電子状態 / 触媒反応 (他25件)
【概要】従来報告されていなかったナノベルト状のCo(OH)3を合成し、構造を報告することができた。また、Co3O4のナノ結晶の形状を界面活性剤の使い分けにより制御することができた。コバルト酸化物や水酸化物がオルトフェニレンジアミンとベンズアルデヒドからベンゾイミダゾール生成の良好な触媒となることを見出した。また、銅、白金、金触媒や水素化脱硫触媒のXAFS測定やXPS測定を行うことで、反応性と構造・電子状態...