大規模・多種・多様の国文学データ形成方法の改善・拡張についての実用化のための研究
【研究分野】国文学
【研究キーワード】
データベース / 校正・修正 / 研究語彙 / 論文目録 / 共同入力 / 国文学研究者総覧 / 国文学データベース研究集会 / たて書き / 標題検索 / 執筆者検索 / 利用者語彙一覧 / 国文学語彙一覧 / 検索辞書 / 転換辞書 / 複合データ / 作業手順 / データ形成 / 業務工程 / 国文学デ-タ / 入力システム / ツ-ル / 画像処理 / デ-タベ-ス / 日本語エディタ- / 実用化 / 支援システム
【研究成果の概要】
本研究は、3ヵ年に渡って、国文学という専門領域における、大規模かつ多種多様のデータ形成について行われた。その研究成果の概要は以下のごとくである。
1.国文学の研究語彙をコンピュータに入力し、その実用化のための基礎モデルを作成した。
2.日本語の文字データを、縦書きに表示するための実験を行った。
3.「国文学論文目録データベース」を拡張するため、執筆者データ入力のモデルを実験的に開発した。
4.「国文学論文目録データベース」のオンラインサービスの開始に伴い、次の研究と作業を行った。
(1)「国文学年鑑」の論文情報データを「国文学論文目録データベース」の論文情報データに仕上げるためのメンテナンス作業改善のための研究。
(2)国文学研究者語彙データ約10,000件についてのメンテナンス作業。
(3)執筆者名検索辞書に対して、新規発生執筆者名約2,000件についてのメンテナンス作業。
5.国文学関係のデータベースについて、統一的な校正・修正を行うための研究を行った。
6.国文学関係のデータベースを共同入力によって作成するための、使用文字などについての研究を行った。
7.国文学関係キーワードを抽出するための、語彙一覧を整備した。
8.「国文学研究者総覧」の研究と開発に着手した。
9.国文学関係のデータベース開発について、全国の研究者からの聞き取り調査を行った。
10.3回にわたり「国文学データベース研究集会」を開催した。
【研究代表者】