対流性集中豪雨予測に関する都市気象学的アプローチ
【研究分野】水工学
【研究キーワード】
水文学 / 都市気象 / 集中豪雨 / 都市の詳細なGIS / 高解像度地上降雨分布 / 建物構造と降雨分布 / 都市キャノピーモデル / コヒーレントライダー / GPS気象 / 水工・水理学 / 数値解析
【研究成果の概要】
対流性集中豪雨の予測精度を向上させるため都市気象学的なアプローチによって以下の成果を得た。(1)詳細な都市気象データベースの解析から、集中豪雨頻発域である東京-練馬-埼玉ライン上に都市化による海風遅延領域が見出された。(2)詳細な建物GISを利用した乱流計算により実都市の流体力学的粗度を推定する新しい推定式が提案された。(3)都市陸面に関する最新知見を導入した都市気象モデルによる豪雨シミュレーションにより、都市化により集中豪雨が強化されることが示された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
稲垣 厚至 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2012
【配分額】17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)