バイオフェントン法に関する研究
【研究分野】土木環境システム
【研究キーワード】
バイオフェントン法 / 先進人工湿地法 / 高度水処理技術 / 促進酸化処理 / フェントン反応 / 難分解性物質 / 有害物質 / 熱帯地域 / 水再利用 / 人工湿地 / 高度処理 / ファイトリメディエーション / 過酸化水素 / OHラジカル / DEPMPO / 高度水処理 / ESR
【研究成果の概要】
人工湿地等に生息する水生植物を対象として、細胞内で生成される過酸化水素と鉄化合物を反応させ、用排水中の難分解性汚染物質を分解させる新しい水処理技術(バイオフェントン法)を提案し、PCP等の汚染物質の回分および半連続処理実験から、その可能性と有効性を示した。また、熱帯植物の過酸化水素含有量は温帯植物より高く、熱帯域の人工湿地等への適用が合理的であると考えられた。ここで、バイオフェントン反応は用いる鉄化合物により影響され、磁鉄鉱などの微粒子を用いれば植物に対する影響が低減されること、また、適切な鉄化合物をスクリーニングする際には蛍光試薬を用いた分析法が有効と考えられた。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)