【研究分野】自然災害科学

【研究領域課題番号】24404010 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

火山 / ラハール / 河床変動 / インドネシア / メラピ火山 / シミュレーション / 火砕流 / 水文観測 / 土砂災害 / 防災 / 自然災害 / 減災 / 火山泥流 / 警戒避難 / 洪水流・土石流 / 透水性

【研究成果の概要】

2010年の噴火後に土石流（ラハール）が頻発したインドネシア・メラピ火山において，現地調査を実施した．現地調査の結果と数値解析による予測結果を比較した結果，ラハールの氾濫箇所を予測するためには，精度の高い地形データの取得とラハールの流量の適切な予測が重要であることが分かった．噴火後は流域の地表の状態の変化にともなってラハールを発生させる降雨の条件や、発生するラハールの流量が経年的に変化する。ラハールの流量を適切に予測するためには、ラハールの流出率と流域の地表の状態の関係を定量的に評価することが必要である。

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31

【配分額】17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)

【研究分野】固体地球惑星物理学

【研究領域課題番号】21340123 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

火山現象 / 火山 / 流体 / 計算物理 / 噴火推移予測 / 減災 / 火山物理 / マグマ上昇 / 数値計算 / 火山噴煙

【研究成果の概要】

1次元気液2相火道流モデルを開発し,定常的な溶岩ドーム噴火のマグマ溜まりの圧力変動に対する安定性と爆発的噴火への遷移条件を明らかにした.また,爆発的噴火に対して準1次元火道流モデルを適用し,爆発的噴火の噴出条件と火口の形状の関係を明らかにした.さらにその準1次元火道流モデルの火口における出力値を3次元非定常噴煙モデルの入力値として用いることによって,爆発的噴火における噴煙柱崩壊条件を予測する理論モデルを確立した.

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2009 - 2011

【配分額】14,040千円 (直接経費: 10,800千円、間接経費: 3,240千円)

【研究分野】固体地球惑星物理学

【研究領域課題番号】18340130 (KAKENデータベースで見る）

【研究キーワード】

火山 / 流体 / 計算物理 / 人工衛星 / 減災 / 火山現象

【研究成果の概要】

火山噴煙モデルの開発
火道上昇モデルの開発
噴火シナリオに関するデータベースの作成,を行うことによって,爆発的噴火において観測される噴煙のダイナミックス(人工衛星データ)と噴出物の岩石学的・堆積学的性質の間の相関関係を定量的に再現することに成功した.

【研究種目】基盤研究(B)

【研究期間】2006 - 2008

【配分額】13,090千円 (直接経費: 10,600千円、間接経費: 2,490千円)