現地需要に即した高付加価値化によって環境問題の複数同時解決を図る石炭灰リサイクル
【研究分野】土木環境システム
【研究キーワード】
石炭灰 / 水分保持材 / リサイクル / 砂漠化防止 / 高付加価値化
【研究成果の概要】
本研究は、石炭灰を土壌の水分保持材としてリサイクルすることを狙ったものである。水ポテンシャルをベースとする従来の水分保持能では未処理石炭灰によって水分保持能が増加するが、蒸発による水分流出への抵抗性としての水分保持能で評価したところ、石炭灰添加によって水分保持能が顕著に減少した。石炭灰をアパタイト処理したところ、特に高温ほど水分保持能が増加すること、水分保持能には表面積よりも有機物含有量が効いていることを見出した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
高岡 昌輝 | 京都大学 | 地球環境学堂 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)